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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

新作「結婚式ダジャレ」56個を練習材料に
母音子音系「ひらめき」強化エクササイズをどうぞ

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第5回】 2012年5月22日
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公式も重要だが発想時は縛られ過ぎず
インスピレーションを大切に

 前回は、映画監督・深酒欣二さん、女優・松茸子さんなどにご登場頂き、母音交換・子音交換についてあれこれ解説させて頂きました。さて今回も引き続き母音子音絡みをグイングインと攻めていきます。

 「母音交換」「子音倒置」「同行変換」「部分削除」…等の「石黒式ダジャレ構造分類」についてさらっと述べましたが、僕自身もこれらはあくまでダジャレを自然に発した、というか思いついたあとで系統的に分析・分類していったわけです。

 ただ、ひらめくことのほうが圧倒的に多いとはいえ、もはやライフワーク、半仕事になっているから、会話中にある言葉を耳にしたらどうダジャるか意識的に音をズラして考えるときもあるにはあります。

 しかし、僕のように特殊な人は別にしてですね、日本人の99.999%を占めるであろうダージャリスト以外の人であれば、ダジャレが出てくる時は、その都度ロジカルに考えて思いつくものではありませんよね。アタマの中に公式ができあがっていれば早いから有利ではありますが(何に対して……)、ロジックがインスピレーションを追い越せるわけがないので順序としてはあくまで「似てる!」とひらめくのが先。

 では、母音や子音が似ていることはどんな回路でひらめくのか、その感覚をつかんでいただきたい。前回の例では標本数が少な過ぎるでしょうから、今回はいつもとちょい趣向を変えまして、ダジャレ中心の気楽な形式でひらめき方プラス構造などをさらさらと解説しましょう。たまには普通にダジャレが多いのも息抜きでいいかなと。僕が思いついたばかりの実例を56個、惜しげもなく貴明あげながら…いや、石橋あげながら…いや、ビシバシあげながら、練習試合的なスタイルでいってみましょう。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」

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