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「ものの見方」で、人生が広がる!
【第5回】 2011年12月27日
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川村透 [川村透事務所代表・「ものの見方」コンサルタント]

逆転の発想を可能にする「ものの見方」

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誰がどう見ても、短所、デメリット、失敗、不運にしか見えない出来事。しかし、それを180度ひっくり返すことができる方法、それが逆転の発想です。これがあれば、自力でピンチをチャンスに変える力強さが身につきます。しかし、それにはいくつかおさえておきたい考え方があるのです。そのヒントとは?

あなたの運命を左右する箱

 まず、次の箱をごらんください。

 この箱の陰になっている部分は、外側でしょうか、それとも内側でしょうか?

 いま外側に見えている人は、それを内側に反転することができますか。逆に、内側に見えている人は、外側にすることができるでしょうか。これはNeckerの立方体とよばれる図で、二通りに見ることができる箱です。

 もしこの箱を「はい、これはただの立法体です」といって見せられたら、あなたの見方は自分の決めたほう(陰の部分は内側、あるいは外側)に固定され、もう一方の見方に気づくことなく、先にいってしまうでしょう。

 実は、逆転の発想もこれと同じ理屈なのです。

 何かうまくいかない問題が起きたとき、私たちはすぐそれを「問題」と決めつけ、反射的に「なんとか解決しなくてはいけない」と思考回路が働きだします。しかし、ちょっと待ってください。それが「問題」と、いったい誰が決めたのでしょうか。もしかすると、それは問題ではないのかもしれません。

 逆転の発想とは、大多数が NO GOODといっている事象の中から、GOODを見つけ出す視点なのです。ものごとには必ずほかの側面があります。デメリットはメリットであり、問題はチャンスのはじまりなのです。

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川村透 [川村透事務所代表・「ものの見方」コンサルタント]

上智大学経済学部経営学科卒。外資系コンサルティング会社をへて31歳で独立し、 2000年川村透事務所を設立、「ものの見方」コンサルタントとして活動を始める。見 方を変えて、新しい価値を見つけることがモットー。それにより自身の吃音も改善す る。講演実績は、JR東日本、第一生命、ジョンソン・エンド・ジョンソン、リコー、 ソニー、大塚製薬、日立製作所ほか、官公庁、地方銀行、青年会議所、商工会議所な ど多数。著書に『なぜ、逃げた犬は追ってはいけないのか』(こう書房)ほか、訳書 に『残念な人の仕事の中身』(大和書房)『営業の魔術』(日本経済新聞社)など、 最新刊に『答えはいつも、自分の枠の外にある!』(ダイヤモンド社)がある。


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「ものの見方」を変えると、仕事や人生の枠が広がります。思い込みのメガネをはずせばココロは軽くなり、悩まされ続けてきた問題もたちまち解決します。毎回、かんたんなドリルを解きながら、人生を豊かにする「ものの見方」のコツをお伝えします。

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