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「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

最初の就職先で本当に人生は決まっちゃうの?
就活生に伝えたい「未来は創れる」というメッセージ

小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]
【第34回】 2012年6月1日
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 皆さん、こんにちは。自分で言うのもなんやけど、「採用の神さま」小畑重和です。

 2004年から4シーズン、ボクは「サイコロセミナー」という体験講座を実施していました。リクルートエージェント主催で就職活動直前の大学3年生・修士1年生向けに東京・大阪・名古屋で開催したセミナーです。当時参加してくれた学生の皆さんも今は社会人4年目から7年目。4年間で1万人近くの方に参加していただいたので、覚えている人もいるかな?

 就職活動が始まると、業界・企業研究の方法、自己分析はどうするのか、受かるエントリーシートの書き方、SPI対策、面接力の向上など、「どうすれば内定が得られるのか」というハウツー系のセミナーのニーズが高いものです。

 しかし、このサイコロセミナーで伝えたかったことは「キャリアづくり」でした。「内定はゴールじゃない。長ーい、長ーいキャリアづくりのスタート。勇気を持ってスタートしよう。そして行動して、行動して、行動して、自分や周囲に変革を起こすことで未来は変わる」ということをゲームで体感してもらう内容です。

 この連載も終盤になって、あらためて伝えたいのはこのことです。

 内定をもらった人も、まだ内定してない人も、そして社会人の人も、

 「未来は創れる」ということです。

企業の寿命は個人より短くなった
個々が価値を生み出す時代に

 学生時代は、「どの会社に入るかで一生が決まる!」と思いがちです。企業の採用担当も、「一生のことだから、しっかり考えて決めてほしい」とか言ったりします(そう言っている担当者自身が転職したばっかりってケースもあるのにね)。世間も「一生の問題」だとはやし立てます。

 はっきり言いましょう!

 「どの会社に入るかで一生は決まらへん!もうそんな時代やないよ」

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小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]

1959年京都市生まれ。82年京都大学法学部卒。同年リクルート入社。入社後、10年間、人事採用担当・責任者として、高成長期のリクルー トの採用をささえる。キャリアスクール「i-Company」校長、リクルートエージ ェントの採用部長を経て、現在、主に北京で中国人大学生を採用する(株)トランセンド AHRP事業顧問。公式サイトhttp://obatashigekazu.net/


「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

「第二次就職氷河期」と呼ばれ、学生たちの就職難が問題視されている日本。その一方で、中国進出やグローバル化を視野に入れた多くの企業が熱い視線を寄せるのが中国の学生だ。本連載では、これから一層注目を集める中国の就活事情を明らかにするとともに、日本人の学生が彼らに負けないための処方箋を探る。

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