いい投資信託を選べば、誰でもお金を増やせる!

現在の0・01%という低金利が当たり前の状況では、自分のお金が6%もの利回りで増えていく、というイメージはなかなか持てないと思いますが、ふつうの人でも、良い投資信託を選んで正しく行動していけば、それが実現できる可能性は十分あるのです。
もともと、投資信託というのは、大勢の個人から少しずつ資金を集めて、その資金で世界中のさまざまな資産に分散投資するというしくみです。まとまったお金がない、また自分で運用する時間がないといった個人にとって、長期的な資産形成をするには、非常に適しているものです。
日本では「危ない」「難しそう」「ふつうの人はできない」といった負のイメージがつきまといがちな投資信託ですが、投資の先進国である米国では、個人が資産を作るのに欠かせないのが、投資信託で長期投資をすることです。

アメリカの投資信託を1万円ずつ積み立てたら
85年で6億5000万円になる!

たとえば1934年に設定された「アメリカン・ファンズ・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ」(ICAファンド)という株式ファンドがあります。戦争や不況、金融危機などを乗り越え、設定以来、なんと85年経て平均利回り(複利)は7・02%(2018年12月現在)。毎月1万円ずつ積み立てを続けているだけで、現在は約6億5千万円になっています。

この投資信託は、今も純資産総額が9兆円を超えるメガファンドです。これこそ、長期投資の王道だと思いませんか?