語学力はもちろん、+αまで含めグローバルな
コミュニケーションを考える「メタセオリー」とは

 今、 専門家の間で熱心に議論されているのは、グローバル英語における「メタセオリー(過去を超越した理論)」の確立だという。従来の英語教育の理論を見直し、「エンテイルメント」のような語学力そのもの以外の面まで見据えて、より高い次元からグローバルに通用するコミュニケーション能力を身に付けるべきだと考えられるようになったのだ。

 「英語を学ぶ上で肝心なのは、双方向でメッセージを発信しながら、自ら積極的に体験を積むこと。そして、大工の見習いが棟梁の一挙手一投足を凝視して技術を覚えていくように、相手の会話の傾向や癖などを観察しながら体得していくことが大切」(田中教授)

 特に非ネイティブ同士の会話においては、語学力に差がある中でお互いの能力を擦り合わせながら、より円滑なコミュニケーションを図っていくというアプローチが欠かせない。得てして、ビジネスの最前線では各々の英語能力の水準が千差万別なのだ。こうした環境下で通用するコミュニケーション能力を身に付けるには、やはり体得こそが最良なのだ。

 

【コラム】
「失敗の繕い方」「ちょっとした雑談」が自然に身に付く!

 本文で触れた通り、特に現代のビジネス英語に求められているのは、会議などの場でお互いが円滑に意思の疎通を図るためのコミュニケーション能力。適当な単語がすぐに思い浮かばない場合の対処法や、脱線した話題をさりげなく元に戻すためのトーク術などがその一例だ。

 もっとも、そういったスキルはなかなか一般的な英会話スクールでは習得しづらい。その点で注目に値するのが、教育の分野で長い実績を誇るニチイ学館が今年4月から開校した「COCO塾(ココジュク)」だ。ビジネスマン向けに「英会話」ではなく「英対話」を教える場と位置づけられているだけに、+αの力を養う機会が得られる。冒頭で触れたようなさりげないコミュニケーション能力まで身に付けられそうだ。

 同スクールならではの2インストラクター制も魅力だ。インストラクターたちを、田中教授が言うところの「大工の棟梁」に見立て、彼らの手法をじっくりと観察しながら自然と体得していくことも可能だろう。

 ◆COCO塾(ココジュク)の詳しい紹介は、こちらから。