子供と担任の相性が悪い? 親が取るべき行動Photo:PIXTA

 「新しい担任の先生はこの子に合うだろうか」。こう心配する小学生の親は多い。

 10歳にも満たない子供の心理的シグナルを読み取るのは難しい。子供のおなかが痛いのは新しい担任のせいなのか。娘が悲しそうだったり、ピリピリしていたり、騒いだりするのは学校で嫌な事があるせいなのか。

 子供が逆境に置かれると飛んで行って救い出すヘリコプターペアレント(過保護な親)には誰だってなりたくない。だが、子供が悪い教師に悩まされる状態を放置できる親もいない。親にとって最善の道には忍耐が求められる。学校で実際に起きていることを突き止め、問題解決に向けて教師と協力するにはコミュニケーション能力が要る。