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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

上司からの理不尽な恨み節に怒り爆発!
「世の中そんなもの」で消化できない若手社員の嘆き

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第72回】 2012年8月27日
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 りふじん【理不尽】とは。道理をつくさないこと。道理に合わないこと。また、そのさまを意味します。つまり、「納得できない」「やってられない」と感じるような感情を抱かせることとも言えます。

 職場では、そんな理不尽なことが頻繁に起きたりするもの。いちいち文句を言っていたらきりがない。納得できないけど仕方ない、世の中ってそんなもの…と消化してきた先輩社員が大勢いることでしょう。あるいは理不尽な出来事に遭遇しても、それを乗り越えることで自分も成長できると前向きに捉える人も少なくありません。

 ところがイマドキの若手社員にとって理不尽な出来事は、ただただ耐え難いもの。我慢して乗り越えようとは考えない人が多いようです。では、この価値観のギャップが職場でどのような摩擦を起こしているのでしょうか。今回は、摩擦が起きている実際の職場の様子を覗いて、「理不尽」との上手な付き合い方を考えてみましょう。

言葉足らずな上司から突然の指示
その意図をくみ取ろうとするが…

 「課長、昨日と言っていることが変わってるよ…」

 指示がコロコロ変わる理不尽な上司に頭を痛める部下は、世の中にたくさんいるのではないでしょうか。食品商社に勤務しているDさん(27歳)もその1人。Dさんはある日、とてつもない理不尽な出来事に遭遇しました。

 それは、夕方に上司から声がかかり、

 「週明けまでに会議に参加した感想をまとめておくように。400文字くらいにまとめてくれればいいから」

 と、指示されたことが発端でした。

 週明け…といっても、今日は週末の金曜日。要するに休み中に感想をまとめろとの指示です。

 ちなみに参加した会議とは、つい先程まで行われていた営業戦略会議。営業部長とマーケティング部門が、今後の販促プランを考えるための集まりでした。Dさんにとっては場違いの参加だったのですが、課長から突然「同席するように」と言われて端っこに座らされたのでした。

 なぜ自分が同席させられたのか。よく意味がわからないままに会議の状況を眺めていましたが、<あとで会議に参加した感想を聞かれそうな気がするから、メモはしっかり取っておこう>と実は必死でメモをしていたDさん。今さらながら「よかった」と胸をなでおろすことなりました。

 ちなみにDさんの上司は普段から言葉足らず。

 「明日の13時から時間をあけておくように」

 というように、聞いただけでは何が起こるのかわからないような指示が飛んでくるのが当たり前の人です。ところが、その言葉足らずのところを部下から認識されているので、誰もが言外の意図をくみ取って行動することが自然とできるようになっていました。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
株式会社セレブレインホームページ
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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

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