すでに世界で大転換は始まっている。
日本のデジタルマーケティングはどこをめざすのか

武富 2009年の来場者数が3000人、以降、10年が6000人、11年は9000人と規模を拡大してきましたが、来場者数にこだわるつもりはありません。公式セッションはマーケティングや広告分野で働く現役のプロ向けですが、他にもさまざまなカンファレンスがあります。

 ビジネスパーソンのみなさんのキャリアパスを考えた時、365日のうちのたった2日間だけですが、世界の先端マーケティングをめいっぱい体験していただく価値は十分あると思います。

高広 ＧＡＰやユニリーバのグローバルのトップがやってきて直接マーケティングについて話をするのですから、これは滅多にない機会です。彼らの話を生で聞いてほしいですね。

武富 昨年に続いて、グローバルで活躍するトップマーケターの方々が来日します。このようなトップランナーたちの講演では、頭の中で自分なりに「Ｑ＆Ａ」を立てながら話を聴けるよう、ad:techのホームページなどで講演のサマリーを事前に「予習」してから来場されることをお薦めします。