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ソーシャルディスラプト最前線

スタートアップ業界の重鎮マイケル・アーリントン インタビュー「日本のスタートアップよ。革命を起こしに私のところに来ないか?」

岡本彰彦 [Recruit Strategic Partners, Inc. 代表]
【第2回】 2012年10月18日
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TechCrunch Disrupt 2012
スタートアップ企業が一同に介し、自社のサービス/ハードウェアの展示、売り込みを行うイベント。なかでも、約30社が参加し、3日間"デモ合戦"を繰り広げ、賞金5万ドルを争う"Startup Battlefield"が有名

マイケル・アーリントンという人物をご存知だろうか? 主にIT系スタートアップ企業の話題を中心としたニュースを配信するメディア「TechCrunch」を、個人のブログからスタートさせた人物で、米TIME誌恒例の「最も影響力のある100人」にブロガーの代表として選ばれた人物だ。現在、TechCrunchの編集長は退任しているものの、投資家として、また情報の発信者として米スタートアップ業界では揺るぎない影響力を持っている。

今回、TechCrunchが主催するイベント「TechCrunch Disrupt 2012」(カリフォルニア州サンフランシスコで9月9日~12日開催)にて、そのアーリントンに遭遇。(彼は、このイベントのステージでFacebookのマーク・ザッカーバーグに、IPO後初のインタビューを行なっている)

米スタートアップのキーマンに、現在のソーシャルがビジネスに与えている影響はどれくらいのものか? また、日本のスタートアップにどのような期待をしているのか? 聞いてきた。

ソーシャルグラフを使用した新サービスがトレンド
要注目は自動車修理工!?

マイケル・アーリントン(左)と筆者(右)

岡本 Expect Labs、Gyft、Lit Motors、Prior Knowledge、Saya、YourMechanic、そしてZumperというスタートアップが、クリエイティビティを競い合って最終審査に残った今回の「Startup Battlefield」について、どのようなトレンドやコンテキストが背景にあったのかを教えてほしい。

アーリントン 現在のトレンドは二つあって、一つはモバイルだ。そして、もう一つはソーシャルグラフで、アメリカではフェイスブックやツイッターがサードパーティの企業に活用されている。

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岡本彰彦 [Recruit Strategic Partners, Inc. 代表]

株式会社リクルートの投資会社であるリクルートストラテジックパートナーズの代表取締役として、コーポレートベンチャーキャピタルファンドを活用し、日本のみならず、北米、東南アジアをはじめとしたグローバルな投資·事業開発活動を推進する。現職就任以前は、銀行、ベンチャーキャピタル、証券会社などでストラクチャード·ファイナンスや新事業開発に従事した後、2007年にリクルートに入社し、主に同社住宅カンパニーにおける事業開発の責任者とブランドマネジャーを担当。


ソーシャルディスラプト最前線

Facebook、Twitterといった、いわゆる「ソーシャルネットワーク」が日々の生活にかかせないもの、あえて言えば"必須のインフラ"となったことで「ビジネス」の変化が急激に進んでいる。
電力インフラの整備が、モータリゼーションの加速が、パーソナルコンピューターの普及が、かつてビジネスの変化を決定づけたように、いま現在、「ソーシャル」はビジネスにどのような変化をもたらそうとしているのか?
実際にソーシャルを使ったビジネスで急激に成長するサービスを紹介しながら、その変化の兆しを探っていく。

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