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トリアージ仕事術
【第4回】 2012年12月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
裴 英洙

第4回
使うのは自分の脳内物質だけ!
今すぐ集中、やる気アップさせるコツ

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集中できない、やる気が出ない、最後までやり遂げられない…。これらの「ばらつき」をなくすことが、仕事のパフォーマンスを上げるためには不可欠。絶対にミスは許されず常に100点を求められる医師が実践している、誰もがすぐにマネできる方法をお教えします。

仕事の「ばらつき」をいかになくすか

 医師の仕事の場合、たとえば外科医が毎回オペの出来に差が出るなど許されません。常に最高のパフォーマンスを挙げることが、患者さんの命を救うことにつながります。それゆえ、「たった1回の120点、その他は60点」ではなく、「毎回100点満点」を取る必要があります。

 仕事において、一定の質を保つことが最も重視されるので、仕事の「ばらつき」をいかになくすかが大きな課題なのです。

 では「ばらつき」とは何でしょうか。仕事においては「ミス」や「失敗」などがこれにあたります。しかし、そもそも人間とはミスをする生き物です。そのことを念頭に置いた上で、「じゃあミスを未然に防ぐためにはどうする?」という発想が重要となります。

 仕事を完璧に・効率良く・スムーズにやる特効薬というのは、残念ながらないと思います。ばらつきをなくす方法に裏ワザはありません。野球のイチロー選手が毎日素振りをするのと同じで、基礎の積み重ね、練習の繰り返しが重要だと思います。

パターン化で安定させる

 では「ばらつき」を少なくするためには、どうすればいいのでしょうか。まず日々の体調管理と道具の管理、意思決定のパターン化が不可欠になってきます。体調にばらつきがあったり、使う道具が日替わりだったり、意思決定の方法が気分次第で変わったりすると、パフォーマンスはなかなか一定になりません。

 ハイパフォーマーは、必ずパフォームする(一定の成果を残す)ことが大前提となります。ハイ(high)にするのは、まず今のパフォーマンスを一定にして、その後で下限を引き上げればいいのです。

 仕事でもそれは同じだと思います。長い目で成果を挙げる人になるためにも、「一発狙い」ではなく「安定感」を目指すとよいでしょう。

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現役医師であり経営者でありコンサルタントであるという3足のわらじをはきこなす著者が、医学的・経営的・MBA的視点から、どのように仕事をすればパフォーマンスを最大化できるのかを解説します。忙しくて時間がないのに、どれも緊急でどれも重要な仕事が飛び込んでくる。しかもミスは許されない。いったいどうすればいいの? そんなときに「正しい優先順位」で仕事の質と効率を上げる方法です。

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