営業恐怖症で泥沼にはまる若手を「パワハラ」じゃなく指導する方法営業恐怖症に陥った若い営業スタッフに「気合が足りないぞ」とか「根性を出せ!」と指導しても、逆効果(写真はイメージです) Photo:PIXTA

活を入れるのはパワハラ!
「営業恐怖症」の泥沼にはまる

【お悩み相談】
 新人営業スタッフを指導しています。お客さまから断られたり、ちょっとでも否定的なことを言われたりすると、すぐに落ち込んでしまいます。だからといって無理やり行動させたり、活を入れたりすれば「パワハラ」になりかねません。何か良い指導法はありませんか?

【菊原アンサー】
 一昔前の営業活動は「あたって砕けろ」「数打ちゃあたる」といった指導をしていたものです。また、「どんなに断られても3回はアタックしろ」とも言われていました。諦めずにアタックしていくうちに、クライアントが「しょうがないなぁ、話を聞くよ」となるケースがあったからです。そして実際に契約につながることもありました。

 確率は低いものの、今もそういった成功例はあります。とはいえ、今の20代にそういった根性を持ち合わせている人は、ほとんどいません。

 誰だって、懸命に説明をした相手に冷たくあしらわれれば、精神的にダメージを受けます。これが何度も続けば、トラウマになることも。いわゆる「営業恐怖症」です。こうなると消極的になり、ますます泥沼にはまっていくのです。