全世界1000万人が読んだベストセラー『ザ・ゴール』をご存じだろうか? この伝説的ビジネス書は、2021年に日本版刊行から20周年、さらに、著者エリヤフ・ゴールドラット博士10周忌という節目のタイミングを迎えている。
「制約理論(TOC)」や、今日のパーパス経営にも通ずる「企業の最大の目的(ザ・ゴール)」とは、いったい何なのか? Amazon創業者のジェフ・ベゾスも経営陣と読んできた名著『ザ・ゴール』。ノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥教授(京都大学iPS研究所所長)やジャパネットたかた創業者の髙田明氏(A and Live代表取締役社長)など、国内トップクラスの知識人・経営者らも絶賛し、座右の書としてきた『ザ・ゴール』だが、「じつはまだ読めていない」というビジネスパーソンも少なくないはずだ。
本連載は『ザ・ゴール』のエッセンスを凝縮したコミック版で重要なポイントを紹介する。

進化しつづける組織になるための「5ステップ」とは
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「ボトルネックの発見」からはじめる生産性向上の鎖

最終章で覚えてほしいことはただひとつ、「ボトルネックの発見」から業務の課題解決ははじまるということだ。

1章から7章までで解説してきたことはすべてが鎖のようにつながったプロセスであり、どこかだけではなくどれも重要であるということを忘れないでほしい。

そのプロセスは5つのステップでできている。

ステップ1
制約を見つける

組織のなかで遅れや弱点となっている部分(ボトルネック)を見つける。

ステップ2
ボトルネックをどうしたら改善できるのか決める

組織内の役割を変える、役割を分担するなど、どうしたらボトルネックを解消できるか決める。

ステップ3
ほかの業務すべてをステップ2の決定に従わせる

第5章で解説したようにボトルネックは組織に対して大きな影響力を持つ。ボトルネックを改善するために全体のペースを合わせる。エース社員がどんなに頑張っても組織はボトルネックに左右されるので注意。

ステップ4
ボトルネックの能力を高める

全体がボトルネックのペースに合うようになったところで、ボトルネックそのものの能力を高める。最初からボトルネック改善を狙うのではなくステップ3のあとに実践することで無理のない持続的な成長が見込める。

ステップ5
全体の生産性が向上したらステップ1に戻る

問題がなければいいが、より良い組織、よりいい仕事をするためには何度もこのステップを行うことが重要だ。
上記の5つのステップが組織の生産性を高めるプロセスだ。

ザ・ゴールコミック版』のなかでは工場を舞台に物語が進んだが、これはどんな組織でも取り入れることのできるプロセスだ。

会社や仕事に少しでも悩みを抱えている人はぜひ実践してみてほしい。