(2)チェイサー的に「大根おろし」または「大根スティック」を添える

 自炊が減ると、生野菜を摂取する頻度も自然と少なくなりがちです。そんなときの救世主ともいえるのが、大根です。比較的日持ちがする上に、おろすだけでも「おろしハンバーグ」に代表されるように、洋風なものを和風にさっぱりいただくことができますし、しょうゆやポン酢をかけるだけでも、ちょっとした小鉢になります。

 その手間をかけたくないというときには、野菜スティックのように切って食べると、味が濃くなりがちな中食のチェイサー的役割も果たしてくれます。朝食のときも、納豆ご飯をおろし納豆ご飯にすれば、その一杯でタンパク質も野菜も取れますよね。

(3)箸休めとして常備しておく

 そうはいっても、キャベツや大根なんてそうそう使い切れない、同じ調理法で食べ続けられない、という方は、最初から一部を箸休め的な常備菜として保存しておくのもおすすめです。

 基本となるレシピは、大根であればいちょう切り、キャベツや白菜であれば一口サイズくらいにザクザク切り、重量の2%の塩でもんでジッパー付き保存袋や密閉容器などに入れて、冷蔵保存するだけ。浅漬けのようなものなので、そのままでもいただけますし、レモンやすだち(ボトルタイプのものでOK)をかければ、味わいも変わります。買ってきたお弁当のごはんの上にちょっとのせるだけ…ならば、洗い物も増えません。キュウリや人参などでも同じように作れます。