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格安通話アプリをビジネスでも使おう!――私物スマホの業務利用(BYOD)から050番号の内線化までを視野に、各社サービスを比較

待兼音二郎
【第17回】 2013年2月27日
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 月額基本料無料で050番号が持てることが売りのFusion IP-Phone SMARTのビジネス版といえる「フュージョン・モバイルチョイス」も、050番号の通知や公私分計など、機能は上記に準じる。こちらの特長は、やはり基本料無料なこと(ただしそのぶん通話料は割高)。さらに、「利用時間制限」と「利用金額制限」が基本機能に組み込まれており、不正使用への歯止め効果も大きいのが売りだ。

 大手サービスからもうひとつ挙げるなら「Skype」だろう。こちらは「LINE」などの元祖とも呼べるサービスだが、SkypeOutという機能により固定/携帯電話にも有料で発信でき、050番号を取得することもできる。料金体系が複雑だったり、電話帳と連動できなかったりする不便さもあるが、スマホで常時起ち上げていても電池もちが大幅に改善されたという声もある。累積ユーザー数5億6000万人、月間アクティブ・ユーザー3100万人(Skype Journalの発表による)という世界レベルでの普及率も大きく、海外の取引先との通話をSkype ID同士なら無料で行える可能性も考慮すれば、やはり捨てがたいサービスだ。

03の電話番号が取得できたり、国際通話が割安だったりと、
マイナーでもきらりと光るサービスの数々

 一般的な知名度はいまひとつだが、上記以外にもさまざまなサービスが国内でも利用可能だ。

 まず「ジーヴァフォン・ビジネスタイプ」は、IP電話でありながら03の電話番号が取得できるのが大きな特徴だ。また、海外への発信が安いのも売りだ。アメリカ本土や中国あてなら相手先が固定電話でも携帯電話でも2.5円/分と格安料金で通話できる。特定国への発信が多い人ならそれ専用に導入する価値もあるだろう。

 「PHYTTER」も同じく03の番号が取得可能だ。また、こちらも海外への発信が安いのが特長だ。米、豪、台湾、香港の固定電話あてなら0.03ドル/分なので、1ドル90円で計算すれば、じつに1分3円もかからない。英独伊中の固定電話ならさらに安くて0.02ドル/分で、同じく1分2円以下という計算になる。ただしアプリは450円と有料で、料金の支払いはプリペイド方式でPaypal決済のみとなるので注意が必要だ。

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