TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【医師が教える】<br />糖質を控えるために「人工甘味料」入りの清涼飲料水を飲むのは正解?Photo: Adobe Stock

黒砂糖やハチミツは
天然だから体にいい?

【前回】からの続き 糖質制限の味方になってくれるのが、血糖値を上げない人工甘味料です。

「人工」とつくと不安に感じる人は多いようですが、大丈夫です。私自身、それほど気にせずに摂っています。

人工的に生成された「白砂糖」は体に悪いけれど、「黒砂糖」「ハチミツ」は天然だから体にいい。そう信じている人は案外多いのですが、黒砂糖もハチミツも白砂糖と同じように血糖値を上げる悪玉に変わりありません。

人工甘味料は安全なのか?

食品の栄養成分表示で見かける「アスパルテーム」「アセスルファムK」「スクラロース」などの人工甘味料は、血糖値を上昇させませんから、黒砂糖やハチミツよりも安全です。

これらの人工甘味料は、自然界には存在しない合成甘味料です。

こうした人工の添加物には、厚生労働省が1日許容摂取量(ADI)という基準を定めています。たとえばスクラロースは、350ml缶や500mlペットボトルであれば、1日3本(1050~1500ml)までなら許容範囲としています。

毎日飲んでも大丈夫

他の合成甘味料も、これと同じようなものと考えていいでしょう。合成甘味料を含む飲み物を毎日飲むとしても1、2本にしておけば、何も問題はないのです。

私自身、アセスルファムKを含むノンアルコールビールテイスト飲料『オールフリー』(サントリー)をよく飲んでいます。

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。