TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
お酒を飲まなくても脂肪肝になる
【前回】からの続き 近頃は、果糖と脂肪肝とのかかわりが注目を集めています。脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が過剰にたまった状態です。
脂肪肝というと昔から“大酒飲み”がなるものとして知られていますが、お酒を飲まない人でも脂肪肝になることがあります。
この非アルコール性脂肪肝は、単に肝臓で脂肪を蓄積するだけでなく、炎症を起こすこともあります。
果糖を甘くみてはいけない
これを非アルコール性脂肪肝炎(NASH=ナッシュ)といいますが、このNASHの一因が“果糖の摂りすぎ”なのです。
飲酒をともなわないNASHは、慢性の肝障害が進行し、末期になると肝硬変、肝臓がんに移行することもありますから、果糖を甘くみてはいけません。
果汁100%ジュースや異性化糖を含む甘い清涼飲料水は、中性脂肪とAGEsの発生装置のようなものでもありますから、一切口にしないほうが賢明です。【次回に続く】
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。