今回のジャパンモビリティショーのテーマは「乗りたい未来を、探しにいこう!」であり、大きく3つの具体的なキーワードが掲げられている。

「FUTURE」クルマだけでなく、日本産業全体で未来を描く。
「GREEN」カーボンニュートラルを実現し、地球と共存していく社会を創造する。
「DREAM」大人も子供もワクワクできる夢のある未来を創造する。

 コンテンツの目玉となるのが「Tokyo Future Tour」だ。未来のモビリティと新しいライフスタイルを提案し、それを来場者が体感することができるコンテンツ群である。また、もう一つの目玉である「Start up Future Factory」ではモビリティの未来を担う場としてスタートアップを支援する場を提供する。

 もちろん、こうしたコンテンツばかりでなく、クルマ・バイク・モータースポーツファン垂ぜんのコンテンツも充実している。スーパーカーやレーシングカーの展示にデモ走行のほか、トークショーやeモータースポーツの決勝大会も開催する。

 東京オートサロンとのコラボ、軽トラ市、働くクルマや日本RV協会との連携によるキャンピングカー展示など見どころ盛りだくさんだ。また、エンタメエリアでは多彩なステージイベントが企画されているほか、水素エネルギーを使ったエンタメイベントも開催予定だ。

転機を迎えるモーターショー
中国の台頭で地位逆転

 過去46回、68年の歴史を持つ東京モーターショーが「ジャパンモビリティショー」に生まれ変わるが、日本に限らず世界の国際自動車ショーが大きな転機を迎えていることは確かだ。