【ワシントン】ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いていたエフゲニー・プリゴジン氏が飛行機の墜落で昨年死亡した後も、同氏とつながりがある「トロールファーム」(ソーシャルメディアに偽情報を拡散させる組織)が活動を続けていることが分かった。サイバーセキュリティーに関する新たな報告書から明らかになった。  これら組織はウクライナでの戦争や2024年の米大統領選を巡り世論に影響を与えるため、今後も偽情報を発信し続けるとみられる。  グーグルのマンディアント・インテリジェンス部門によれば、ロシア政府はプリゴジン氏が8月に死亡した後、同氏とより公然につながりがあったプロパガンダ組織を解体。