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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

ダジャレは堅いネタが絡んだほうが面白い
井上ひさしさんも、ギャップがポイントだと!

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第28回】 2013年4月23日
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ポイントとなる「ギャップ」
井上ひさしさんから学ぶ

 今回は、ここまでの連載中にちらちらと小出しにしていた話題、「ネタのギャップ」について深掘りしていきましょう。

 解説するギャップは、大きな話から順に、まずこう分かれます。「使うシーンとのギャップ」「話の内容とのギャップ」「話し方とのギャップ」「組み合わせる単語のイメージのギャップ」。ポイントとなるキーワードは「マジメー笑い」なわけですがその感覚をわかっていただくために、まずは、井上ひさしさんの、僕が大好きな言葉を紹介します。はいどうぞ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

★=石黒のマーキングです。

『ゆれる自戒』 井上ひさし

 むずかしいことをやさしく
 やさしいことをふかく
 ふかいことをゆかいに
★ゆかいなことをまじめに  
★まじめなことをだらしなく
 だらしないことをまっすぐに
 まっすぐなことをひかえめに
 ひかえめなことをわくわくと
 わくわくすることをさりげなく
 さりげないことをはっきりと 書くこと

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 どうですか。こんなマニアックな連載を読んでいただいているあなたなら、ぐっと心のヒダヒダに刺さってきやしませんですか? 僕は子どもの頃からこう考えて生きてきたし仕事もいつも意識をその方向に向けていたので、数年前に知ったときはもう我が意を得たりと共感しまくりでした。

 なかでも特に、今回の話で伝えたいことが凝縮されているのが、★の部分。このフレーズを噛みしめつつ以下の解説を読み進めていただければ。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」

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