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“伝説の外資トップ”新将命 特別対談 次世代リーダーと語る「ビジネスの原理原則」
【第8回】 2013年7月16日
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新 将命 [株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長]

人々の健康を保つには
医療・ヘルスケア業界をけん引する
トップリーダーの存在が不可欠
【対談】新将命×山本雄士――革新を導くのはトップリーダー(前編)

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医師でありながらMBAを取得し、経営理論を含めた医療・ヘルスケア業界全体のシステムマネジメント化を目指し、政策提言や講演活動を行う株式会社ミナケア代表取締役の山本雄士氏と、同業界のグローバル・エクセレント・カンパニーであるジョンソン・エンド・ジョンソンでトップマネジメントを務めてきた新将命氏が、医療・ヘルスケア業界の現状と課題、そして今後の展望について語ります。

あえて違う世界に飛び込んで

山本雄士(やまもと・ゆうじ)
医師・株式会社ミナケア代表取締役
1974年札幌市生まれ。1999年東京大学医学部を卒業後、同付属病院、都立病院などで循環器内科、救急医療などに従事。2007年Harvard Business School修了。
ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーを兼任。政策提言や講演活動を国内外で行いながら、教育活動として山本雄士ゼミを主宰している。
共著に『僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、翻訳に『医療戦略の本質』(マイケル・E・ポーターら、日経BP社)、『奇跡は起こせる』(ジョン・クラウリー著、宝島社)がある。

山本雄士(以下、山本) 新先生はジョンソン・エンド・ジョンソンにいらしたと伺っています。私は臨床の現場に6年ほどおりましたので、ジョンソン・エンド・ジョンソンの商品には大変お世話になりました。

新将命(以下、新) そうでしたか。私はジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人で4期8年社長を務めました。入社から数えたら12年籍を置きましたが、改めて考えてみても本当に素晴らしい会社です。

山本 私も非常にいい会社だと思っています。ハーバード・ビジネススクールに在籍中は、企業理念である「我が信条(Our Credo)」が手本としてよく引き合いに出されていました。

 信条や理念(クレード)、そして使命感を徹底して育むのはハーバードの特徴ですよね。

山本 そうですね。ハーバードは経営者を育てるためのスクールなので、いわゆるテクニカルなスキルよりもマインドセットやリーダーシップが重要視される傾向にあります。経営やマネジメントについて何もわかっていなかった私がまっさらな状態で飛び込んだので、そこで理念の重要性を教えられたという感じですね。日本人には馴染みの薄いノブレス・オブリージュ(注:高い地位にある者はそれに見合った責務を果たさなければならない、という考え方)を叩き込まれました。

 アメリカではMBAを取得した医師は多いけれど、日本では非常にレアケースですよね。

山本 ハーバードでMBAを取得した日本人医師は私が初めてだったと聞きましたが、仰るように海外では特にめずらしくありません。私がビジネススクールに行くと言うと周囲に驚かれましたが、臨床の現場で患者さんを治療するのではなく、医療業界そのものを治療したいという思いがあっての選択でしたので、医療から離れたという気持ちはありませんでした。

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新 将命 [株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長]

1936年生まれ。早稲田大学卒業後、シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスを含むグローバル・エクセレント・カンパニー6社で40年にわたり社長職を3社副社長職を1社経験。2003年より住友商事を含む数社のアドバイザリー・ボードメンバーを務める。長年の経験と実績をベースに、経営者や経営幹部を対象とした経営とリーダーシップに関する講演・セミナーをし、国内外で「リーダー人財開発」の使命に取り組む一方で、経営者・経営者グループ に対する経営指導、相談役も果たしている。

自身のビジネス人生で得た実質的に役立つ独自の経営論・リーダーシップ論は経営者や次世代リーダーの心を鼓舞させ、講演会には常に多くの聴講者が詰め掛けている。著書に『経営の教科書』(ダイヤモンド社)『伝説の外資トップが説く リーダーの教科書』(ダイヤモンド社)、『伝説の外資トップが説く 働き方の教科書』(ダイヤモンド社)、『コミュニケーションの教科書』(講談社) など。またオリジナル教材『新将命の経営・リーダーシップ実学』やCD教材等も。

新将命 公式サイト

 


“伝説の外資トップ”新将命 特別対談 次世代リーダーと語る「ビジネスの原理原則」

ジョンソン・エンド・ジョンソン、コカ・コーラ、フィリップス、住友商事、アメリカ、ヨーロッパ、日本を代表するグローバル・エクセレント・カンパニーでトップマネジメントを務めてきた新将命氏の経営メソッドの本質とは何か? 経営者そしてリーダーは、「何を考え」「何を行うべき」か? また、それが、次世代を担う若手経営者やビジネスリーダーからも圧倒的な支持を受けている背景にあるものは? 次世代を担う各分野のリーダーをゲストに招き、改めてその魅力を紐解いていく。

 

「“伝説の外資トップ”新将命 特別対談 次世代リーダーと語る「ビジネスの原理原則」」

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