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いま、マンションは買い時か?

ちょっと待った!
消費税増税前に買うのはホントに得なのか?

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第2回】 2013年7月9日
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 本連載第1回掲載後、何人かの方から「このマンション買おうかと思うのですが、どう思いますか?」というような事も聞かれた。マンションを買おうか考えている人が確実に増えているのだと、改めて実感させられた。新築マンションの需要は拡大傾向にあり、この傾向はますます顕著になることは間違いなさそうだ。

 マンションを購入しようと考えている人の話を聞くと、消費税の増税の影響についてかなり気にされていた。そこで、今回のテーマは、「新築マンションは消費税増税前に買った方が得なのか」について、今回もマンション販売の最前線にいる業界関係者へのヒアリングを基に、考えていきたい。

 税については、国税庁が平成25年4月に発表した内容を基に見解を述べたが、変更や内容が更新されることもあるので、購入の際は必ず確認をしてほしい。

引き渡し時期はいつ?
14年4月の前か後か

 国税庁は消費税導入について、「経済財政状況の激変にも柔軟に対応する観点から、消費税率引き上げの前に、経済状況等を総合的に勘案した上で、消費税率の引き上げの停止を含め所要の措置を講ずることとされています。」との見解を発表しており、停止、つまり増税とりやめ、または後ろ倒しの可能性がゼロではないことがわかる。

 ただ、昨今の景気回復の流れからか、消費税の導入は確実視されている。1989年に初めて3%の消費税が導入され、その後97年に3%から5%に、今回は2014年4月に5%から8%、2015年10月に8%から10%に引き上げられる可能性は高い。

 導入の判断は、増税される直前にされるとなっているが、実際には今年秋ごろに決定されるようだ。

 では、新築マンションを買うときに、この消費増税はどのように影響するのだろうか。

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


いま、マンションは買い時か?

アベノミクスによる景気浮揚感が漂う日本経済。長らく続いたデフレから脱却し、本格的に景気が回復するかもしれない――。この期待は、人生最大の買い物であるマンション購入に二の足を踏んでいた多くのビジネスパーソンの背中を強烈に押しているようだ。実際、週末にはマンションのモデルルームは盛況なようだ。しかし、いま、マンションは本当に買い時だと言えるのだろうか。各種マクロ指標やマンション業界動向を分析しつつ、冷静に「買い時」なのかどうかを考えていく。

「いま、マンションは買い時か?」

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