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ユニクロ監査役が書いた 伸びる会社をつくる起業の教科書
【第1回】 2013年9月18日
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安本隆晴 [公認会計士・税理士、株式上場準備コンサルタント]

「いつか起業を!」ではなく
「いまから起業準備を!」

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自分の夢や志を実現するには「いつか起業を!」ではなく「いまから起業準備を!」のスイッチを入れることが肝心。上場準備コンサルタント・監査役として1990年よりユニクロの経営に関わり、アスクル、UBICなど多くの成長企業の躍進を支えてきた安本氏が、起業の心得、ビジネスの種の見つけ方、ビジネスプランと資金繰り、チームワーク力の高め方、上場準備のポイントまでを明かします。いまの会社に疑問がある人、起業を考えている人必見!

起業とは何か、本物の起業家とは何か

 起業には相当な努力と覚悟が必要です。中途半端では確実に失敗します。しかし、起業してある程度の成果が上がり始めると、何ものにも代えがたい喜びを感じるようになります。1つ1つの方策の手応えが肌感覚でわかります。そうなったらいよいよ開花、高い志と目標に向かって突き進むのみです!

 この連載ではまず、起業の意味と、本物の起業家とは何かについて考えるところから始めましょう。

 「起業」とは文字通り「事業を起こす」ことです。さらにもう一歩進んで、その本質的な意味を探ってみます。

1. 新たな顧客を見つけ、その顧客に新しい価値を提供するために新たに事業を起こすこと。
2. 事業は社会で認められなければ継続できない。よって、社会に役立つものでなければならない。そのような事業を新たに起こすこと。
3. 自分の夢、希望や思いを実現すること。
4. 自分自身と他の人の仕事・労働を新たにつくり出すこと。
5. 事業を通して、自分の思いや夢について次の世代にバトンを手渡す。そのような事業を起こすこと。

 次に、「本物の起業家」とはどのような人を指すのでしょうか。起業で成功を収めるためにも、その定義を考えてみましょう。

 厳密に定義するのは難しいですが、起業することは「無から有をつくり出すこと」なので、起業家には相当な勇気と度胸が必要になります。失敗すれば一文無しになるリスクを常に抱えているからです。

『イソップ物語』にありましたが、「安全な距離を置いて勇敢なのは、たやすい」です。安全な距離ではなく、リスクを取って敵地や新天地に踏み込み、自らが全責任を負いながら前進していく。内心、不安だらけですが、試行錯誤を繰り返しながら日々の実務を行うのが起業家です。

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安本隆晴 [公認会計士・税理士、株式上場準備コンサルタント]

1954年静岡生まれ。1976年早稲田大学商学部卒業後、朝日監査法人(現・あずさ監査法人)などを経て、安本公認会計士事務所を設立。1990年(株)ファーストリテイリング(旧・小郡商事)の柳井正社長と出会い、以降、株式上場準備コンサルタント・監査役として、同社の成長を会計面から支えてきた。現在、アスクル(株)、(株)リンク・セオリー・ジャパン、(株)UBICの監査役でもある。2013年3月まで6年間にわたり中央大学専門職大学院国際会計研究科特任教授を務めた。2014年5月より若手経営者向けの勉強会「未来経営塾」を開講している。

著書に『強い会社をつくる会計の教科書』『伸びる会社をつくる起業の教科書』『「ユニクロ」!監査役実録』(以上、ダイヤモンド社)、『コンサルタントは決算書のどこを見ているのか』(PHP研究所)など。柳井正著『一勝九敗』『成功は一日で捨て去れ』(ともに新潮社)の編集にも携わった。

 


ユニクロ監査役が書いた 伸びる会社をつくる起業の教科書

 

自分の夢や志を実現するには「いつか起業を!」ではなく「いまから起業準備を!」のスイッチを入れることが肝心。ユニクロ、アスクル、UBICなど多くの成長企業の躍進を支えてきた安本隆晴氏が、起業の心得、ビジネスの種の見つけ方、ビジネスプランと資金繰り、チームワーク力の高め方、上場準備のポイントまでを明かします。

「ユニクロ監査役が書いた 伸びる会社をつくる起業の教科書」

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