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【BCG×フロントランナー化学反応スパーク対談】

【新連載】
プロ登山家・竹内洋岳×
BCGパートナー・植草徹也【前編】
ハイリスクな時ほど少人数で登れ!
登山界に学ぶ組織論のセオリー

竹内洋岳 [プロ登山家],植草徹也 [ボストン コンサルティング グループ パートナー&マネージング・ディレクター]
【第1回】 2013年10月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
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日本人で初めて標高8000メートルを超える山すべてを登頂した竹内洋岳氏(左)とボストン コンサルティング グループ パートナー&マネージング・ディレクターの植草徹也氏(右)

エベレストなど標高8000メートルを超える山は世界で14座ある。竹内洋岳氏は2012年、日本人として初めてその14座を完全登頂したプロ登山家だ。対する植草徹也氏はボストン コンサルティング グループ(BCG)のパートナー&マネージング・ディレクターで、BCGの医薬、医療機器、医療機関を専門とするチームの日本リーダーである。

専門分野のまったく異なる二人が「登山とビジネス」について語り合った。そこで見えてきたハイリスク時代を乗り切るためのヒントとは?
(構成 曲沼美恵/撮影 宇佐見利昭)

日本人に残された課題「14座サミッター」
途中でやめない覚悟のプロ宣言

植草 ボストン コンサルティング グループはその名の通り、1963年にボストンで創業しまして、日本のオフィス設立が1966年。日本に開設して47年になります。そのなかで私は医療機関や医療機器、医薬品などを担当していますが、高校時代は山岳部に所属していたこともあり、夏はトレイルランニング、冬は雪山へと、国内だけですが登山は続けています。ですから今日は竹内さんにお会いできるのを、とても楽しみにしていました。改めて、日本人初の14座完全登頂、おめでとうございます。

竹内 ありがとうございます。最近、街の中でも「こんにちわー」って声をかけてくださる方が増えまして。知ってる人だったかなと思うと、「テレビ見ました。直接会っておめでとうって言いたかったんです」って言ってくださったり……。本当、みなさんに喜んでいただけて嬉しいです。

植草 御著書『標高8000メートルを生き抜く 登山の哲学』(NHK出版新書)も読ませていただいて、ビジネスの参考になる話が多いなと感じておりました。そこでまず伺いたいのは、「プロ登山家」という職業名です。あえて「プロ」を付けたそうですが、このあたりの思いから、まずは伺ってもよろしいでしょうか。

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竹内洋岳 [プロ登山家]

たけうち・ひろたか/1971年、東京都生まれ。立正大学客員教授。ICI石井スポーツ所属。酸素ボンベやシェルパを使用せず、速攻登山により、数々の8000メートル峰に挑戦。2012年にダウラギリⅠ峰の登頂に成功し、日本人初の8000メートル峰全14座完全登頂を果たす。第17回植村直己冒険賞受賞。2013年8月、「文部科学大臣顕彰 スポーツ功労者顕彰」を受賞。著書に『標高8000メートルを生き抜く 登山の哲学』(NHK出版新書)、『頂きへ、そしてその先へ』(東京書籍)など。

植草徹也 [ボストン コンサルティング グループ パートナー&マネージング・ディレクター]

うえくさ・てつや/京都大学法学部卒業。南カリフォルニア大学経営学修士(MBA)。株式会社電通、BCGダラスオフィスを経て現在に至る。BCGヘルスケア・プラクティスの日本リーダー。冬は雪山、夏はトレイルランに励むアウトドア派コンサルタント。著書に『BCG流病院経営戦略』(エルゼビア・ジャパン)。


【BCG×フロントランナー化学反応スパーク対談】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は世界をリードする戦略系経営コンサルティングファームである。そのパートナーが、ビジネス界とは異なる世界で活躍するフロントランナーへのインタビューを通じて、ビジネスパーソンが直面する課題解決への示唆を紡ぎだす。ビジネス外のプロフェッショナルとビジネスのプロが率直に語り合う異種格闘技戦。思いもかけない化学反応がおき、ビジネスパーソンにとって大きなヒントが導き出せるだろう。

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