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分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

「オーケストラの楽器編成」から発想を広げて
「飲食の瓶と缶」という縛りで見立ててみる

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第5回】 2013年10月15日
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伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。第5回はオーケストラの楽器編成と飲食の瓶と缶を掛け合わせました。

ビジュアル本をぱっと見て
ヨコに発想を広げていく

 先日、このコーナーを読んでいただいた情報系の雑誌編集者の方から、インフォグラフィックについて僕のところに取材の申し込みがありました。インフォグラフィックという言葉、概念がじわじわと浸透している肌身感覚がありますね。

 というところで、さっそく今回のインフォグラフィックについて。今回の大きなポイントは、<ラフは完成していて、そこから発想—定着していった>という点です。まずは完成した現物を見ていただきましょう。

グラフィック作成/小宮山秀明
拡大画像表示

 「瓶と缶」が放射状に並んでいます。今回のタイトルを見ていなかったらわかったかどうか微妙ですが、これは、オーケストラの楽器編成というわけです。

 ここに至るきっかけはこの本でした『楽器—歴史、形、奏法、構造 』ダイヤグラムグループ・編(マール社)。僕は、分類王のチャートクリエイションのために、ある一定ゾーンのものがビジュアル的に網羅された本を見つけると、いかなるジャンルのものでも買っておきます。読むとか調べるというよりは、ぱっと見て一瞬の間にそこからヨコに発想を広げていくためです。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

 伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。と聞くと、デザイナーやクリエーターにしか関係ないもの、と思っていませんか? それは違います。もったいない。どんな仕事でも、いや、私生活においてでも、この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。
 僕は15年前から、さまざなな事象を、チャート図解を用いて構造オチに落とし込む「分類王」として、雑誌やWEBでクリエイションを発表してきました。なかでももっともビジュアルに凝り、一種のART作品という認識で、『編集会議』に30回にわたり発表していたのが、この連載で例題としてあげていく「発想するインフォグラフィック」です。
 このビジュアルは情報をよりわかりやすくという枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。

「分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」」

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