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年末年始大盛況でも喜べない
都内シティホテルに忍び寄る懸念

週刊ダイヤモンド編集部
2014年1月23日
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 年末年始のホテル業界は久しぶりの活況に沸いた。帝国ホテルの担当者は、「お正月の宿泊プランは発売初日に30分で完売した」と驚きを隠せない。

シティホテルの宿泊稼働は絶好調(写真は本文と関係ありません) Photo by Wakako Otsubo

 会社によっては12月28日から9連休になるため、円安にもかかわらず海外旅行は過去最高。だが、海外旅行とはトレードオフの関係になりがちな国内旅行も好調だった。楽天トラベルによれば、東京のホテルの宿泊人泊数(宿泊者と宿泊数を掛け合わせたもの)は前年同期比20.9%の大幅増。都内ホテルの平均単価も同5%増となった。

 興味深いことに、楽天トラベルにおける宿泊人泊数のトップになったのは瑞枝第一ホテル(江戸川区、前年同期比415.8%増)。2位のシーサイドホテル芝弥生(港区)、センチュリオンホテル上野(台東区)など、観光主要エリア以外も伸びている。人気ホテルが満室になったため、周辺エリアに波及したというわけだ。

 ある都心のビジネスホテルは通常1泊7000円のところが2万円になっても満室になっていた。

 都内のホテルからは「宿泊稼働はバブル期並みかもしれない」(幹部)との声さえ聞こえてきた。

 例えば、品川プリンスホテルは夏休みの終わった9月以降も90%台の稼働率を維持し、11月は平均客室単価も前年同月比8%伸びている。

 「12月28日から1月4日までの平均稼働率は85.3%で、昨年より11.5%ポイントも高かった。平均客室単価にいたっては同115%増だった」(担当者)

 ところがバブル期並みと浮かれられない事情がある。

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