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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

マンガばかりを読んでいる子は
本当に就職できない人になってしまうのか

竹内謙礼 [販促コンサルタント]
【第6回】 2014年5月22日
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 「まったく、この子はマンガばっかり読んで――」

 寝転んでマンガばかり読んでいる我が子を見て、苛立ちを覚える親は1人、2人ではないはずである。しかし、本当にマンガばかり読んでいる人は、就職もできないような人間になってしまうのだろうか?

 今回、内定を3つ以上獲得した100名と、内定0個だった100名に対して、就活前や就活中の生活習慣について質問してみることにした。最初に、多少、バカバカしい質問が続くかもしれないが、結果的には就活中に親が取るべき行動が考察できる内容となっているので、ぜひ最後まで読み進めてもらいたい。

マンガ好き、読書好きは
内定の取れる・取れないに影響しない?

 まず、「小中高生の頃、マンガをよく読んでいましたか?」という質問を両者にしてみたところ、その差はほとんどなかった。

 ご覧の通り、内定を3つ以上獲得できた人も、内定0個だった人も、マンガに関しては過半数の人が“よく読んでいた”と回答。そして、その他の人が“普通に読んでいた”“読んでいなかった”と回答して、その比率に差はみられなかった。

 次に、一般的な本の「読書量」について聞いてみた。「読書は好きですか?」と両者に質問したところ、こちらもマンガと同じように差は見られなかった。

 このデータからも分かるとおり、内定獲得者と非内定獲得者では、読書の好き嫌いでは差がほとんどないといえる。読書量は、情報量と知識量に比例すると思っていたが、こと就活に関しては、その差が出ていないように思われた。

面接で見抜けない能力や経験は、
内定の有無に関係がない

 他にも、「ゲームは好きですか?」「ペットは飼っていましたか?」という日常生活に関する2つの質問を両者に繰り出してみたが、やはり、マンガや読書量と同じように、両者に差は見られなかった。

 つまり、マンガを読んで、ゲームばっかりやっているからといって就活に不利になるわけでもなく、かといって読書がスゴイ好きで、ペットを可愛がる優しい子が就活に強くなるというわけでもなかったのだ。

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竹内謙礼 [販促コンサルタント]

たけうち けんれい/1970年生まれ。経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行う。日経MJにおいて毎週月曜日「竹内謙礼の商ビズNOW」を連載中。著書に『消費税を逆手に取る販促テクニック』(双葉社)『安売りしないでお客をがっちりつかむ技術』(日本経済新聞社)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

就活はいわゆる個人戦であって、団体戦ではない。どんなに大学が就活に力を入れていても、面接会場にいけば、大学名は学歴を判断するためのシグナルのひとつでしかないからだ。。では、“就活に強い子”とはいったい何なのか?この連載では、内定がなかなか取れない子を土壇場で“就活に強い子”にするために、親がすべきこと、すべきではないことを紹介していく。

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