ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

梅雨入り前から気をつけたい!
食中毒にかかりやすい人のNG習慣

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第51回】 2014年5月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 梅雨入り前、そして梅雨時は、天気予報で「低気圧」という言葉を聞く度に、いつも以上に気を引き締めてカウンセリングに出かけることになる。なぜって、クライアントのテンションが、おそろしく低くなる季節だからだ。もちろん、クライアントに限らず、この時期は多くの人がだるさを感じるのではないだろうか。

 「梅雨時って、最高に気持ちがいいよね!」

 という人にはまだお目にかかったことがないし、それどころか、いつもよりも心身の不調を感じることの方が圧倒的に多い。頭痛や腰痛、肩こりなどは、特に顕著に感じるところだろう。低気圧のときには、炎症物質であるヒスタミンの分泌が多くなると言われているが、低気圧の度にそうなっていたのでは本当に困ってしまう。

 しかも、痛みに関してだけではない。女性の場合には、冷えやむくみに悩まされる人が多くなる。実際、気温の温暖差が激しかったり、雨に打たれたりして、身体が冷えやすい条件も整っている。体温調整ができる、薄手の羽織ものやストールを携帯することはもちろん、3つの首=「首」+「手首」+「足首」を温めることも効果的だ。

 ただ、ヒスタミンが交感神経を刺激して、末梢血管を収縮させることも、原因となっているかもしれない。また、交感神経が優位なときには、消化がスムーズにいきにくい。梅雨時になると胃腸の調子が悪くなる人がいるが、これも関係しているのだろう。

むくみやすく、水分代謝が落ちる梅雨
アイスと冷たい飲み物に要注意

 その一方、食事記録では、アイスや冷たい飲み物を見ることが多くなる時期でもある。気持ちとしては冷たくて甘いものへの欲求が深まるが、その気分の赴くままに摂り続けると余計に消化に負担がかかる。この手の体を冷やす甘い物、むくみをなんとかしたい「ここぞ」という時には避けた方が良いだろう。

 そして、むくみやすく、水分代謝が悪いときには、老廃物もたまりやすく、痩せにくくなっている、という自覚も必要だ。だから、冷えもむくみもなくても、ビールや揚げ物など味の濃いものが大好き!という人は、夏本番を迎えた頃に、お腹周りが大きくなっていないように、いつもよりも節制を心がけた方が良いだろう。

 また、この手の肉食系男子タイプの方には暑がりの人が少なくない。寝苦しくなるこの時期、早く冷房をきかせてしまおう、と思うかもしれないが、まだドライにするだけでも充分かもしれない。エアコンの設定温度と外気温との差は2~5℃程度に抑え、体に負担がかからないようにしよう。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

「オトコを上げる食事塾 笠井奈津子」

⇒バックナンバー一覧