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20~30代の独身男女、8割が「共働き希望」
男性は「期限付き」希望も多数、女性は?

小川 たまか
【第177回】 2014年6月17日
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 共働き家庭の増える現代の日本。厚労省の統計調査によれば、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回ったのは1997年で、その後は毎年共働き世帯数が増加している。そうしたなか、20~30代の独身男女に対する意識調査によると、約8割が「共働き」を希望しているという。現代の男女の結婚観について、その声を紹介する。

共働きを希望する女性の意見
「生活のため」「お互い協力したい」

 マッチアラーム(東京都新宿区)が同社の会員である独身男女2823人を対象に行った調査(集計期間は5月29日~30日、調査方法はインターネット)によれば、「結婚後は共働きを希望しますか?」という問いに、「はい」と答えた人は男性で79.7%、女性で77.3%。男女ともに約8割が共働きを希望するという結果となっている。

 年齢別に見ると、男性で最も共働きを希望する人が少ないのは20代前半だったが(共働きを希望しない人は29.0%、希望する人は71.0%)、逆に女性は20代前半が最も共働きを希望している(希望しない人は19.8%、する人は80.2%)。逆に、20代後半、30代前半、30代後半になると、男女の割合が逆転。男性の方が共働きを希望する割合が多くなり、女性は共働きを希望しない割合が20代前半と比べて多かった。少し前に、専業主婦志向の女子大生が増えているという調査や記事が話題になったことがあったが、この調査では専業主婦志向が高いという傾向は見えない。

 共働きを希望する男女それぞれの意見を見てみよう。

■共働きを希望する男性の意見

・経済的に余裕ができる
 「これからの時代、夫の収入だけでは厳しいと思うから」(20代前半/大阪府)
 「まだまだ経済的に不安なので」(20代前半/静岡県)
 「今の社会では夫が一人で家計を支えるのは厳しく、育児休暇を利用しつつ家族で家計を支えていくのが妥当だと思うから」(20代前半/群馬県)
 「このご時世なので、やはり必要かと。子どもが小学校にはいるまではしっかり育児に励んでほしいですが」(20代半ば/神奈川県)

・成長、心の余裕など
 「視野を広げて感性を持った人で居続けてほしいから」(20代半ば/兵庫県)
 「働いていた方が妻の精神が安定しそうだから」(20代前半/千葉県)
 「子どもができたら別ですが、せっかく今まで磨き上げたスキルがもったいないので!」(20代後半/群馬県)
 「外の世界に触れていてほしいから。パートタイマーで良い」(30代前半/神奈川県)
 「社会に出てた方が外見も内面もきれいでいられると思う」(30代半ば/神奈川県)

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