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美人のもと

美人は読書の姿勢も「最適化」されている

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第10回】 2008年6月17日
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*読書姿

 子供のころは勉強ができる女子は人気者であった。それがいつの間にか勉強以外の要素も重要になってきて、勉強が苦手な女性も幸せになるチャンスは広がっていくのだ。

 むしろ大人になっていく段階では、勉強ばかりしている女性はちょっと遠慮されたりするようになる。

 それを察してか、勉強ができないことを売り物にする女性があらわれたりするのも事実である。「わかんない」を連発する。残念ながらこういう女性からは「美人のもと」は消えていくようになっているようだ。

 別に猛勉強をしなさいと言っているわけではない。会話をしていてがっかりしない程度の知識は持っていたほうがいいということだ。普段から何にでも興味を持つようにするだけでずいぶん違ってくるのだ。

 女性は政治の話、機械の話、経済の話にあまり関心がない。無理に関心を持つ必要はないのだが、興味が無いことを自慢するべきではない。最低限の知識は持つべきである。少しは勉強すべきである。

 「誰がどこの大学を出たか」に興味を持ったり、「誰が頭がいい」などと噂をしたりする前に勉強すべきことがあるはずである。それでは合格体験記ばかり読んで、勉強しない受験生と同じである。

 さて、そんな知性は会話にもあらわれるものであるが、もっとわかりやすいものがある。

 それは本を読む姿勢である。勉強嫌いの女性は本を読む姿が美しくない。いやいや読んでいる。本の持ち方が悪いために、何度も持ち直したり、姿勢自体が崩れたりしていく。そして、顔までも崩れていくのだ。たとえば口が「への字」になっていたり、ポカンとあいていたりする。

 一方、美人は本を読む姿が美しい。そもそも女性が真剣に本を読む姿というものは非常に美しい。その真剣さが「美人のもと」を生む。何にでも興味を持つ姿が、本に対しての集中力をつくり、姿勢が「最適化」されていく。当然どういう姿勢が一番頭に入るかがわかっているので、とても自然なスタイルで本に向かい合うことができているのだ。

 書かれたものに向き合う姿勢。これが美人をつくっていくようだ。これはそんなに難しいことではない。何に対しても、他人事だと思わず、興味を持つ心がけだけで変わっていくからだ。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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