ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
週刊ダイヤモンド 企業特集

【企業特集】バンダイナムコホールディングス
どん底からのV字回復!
キャラクタービジネスの凄味

週刊ダイヤモンド編集部
2014年7月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

バンダイナムコホールディングスが誕生して9年。機動戦士ガンダムや仮面ライダーなど、キャラクターを軸にして収益を最大化させるマネジメントで組織改革とビジネスモデルづくりを進めてきた。その現状を追った。(「週刊ダイヤモンド」編集部 大坪稚子)

 6月下旬、都内の大型玩具店で、60代の男性が孫と一緒にレジに並んでいた。

 「これだけで1万円もするんです」と見せてくれたのは、「仮面ライダー鎧武(ガイム)」の変身ベルト(5500円)と武器(2800円)、ベルトに装着する鍵のようなロックシード(1500円)だ。

 仮面ライダーの変身ベルトといえば、中央が赤く光るものを思い浮かべる人が多いだろう。だが今の変身ベルトは、ロックシードを変えることで、別の仮面ライダーになれるのだという。

 今、こうした変身アイテムが大人気。さまざまな仮面ライダーになり切れるため、5~6歳の子どもたちがまるでコレクターのように集めまくっているのだ。少子化時代でも、孫のためなら祖父母たちの財布のひもは緩くなるようで、売り上げはうなぎ上りだという。

 おもちゃ売り場だけではない。スーパーやショッピングセンターの菓子売り場には、機能が少ないラムネ付きロックシードが500円で売られているし、店の入り口に設置されているカプセル玩具自販機(ガチャガチャ)にもロックシードがある。

 衣料品売り場には仮面ライダーのTシャツが売られ、ゲームコーナーには、仮面ライダーのカードを集めるゲームもある。

 「消費者とのタッチポイント(接点)を増やすことで、仮面ライダーを身近なものにし、売り上げ拡大につなげる」(松原大典・バンダイ ボーイズトイ事業部ライダーマネージャー)戦略なのだ。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


週刊ダイヤモンド 企業特集

経済環境が激変するなか、企業が成長を続けるためには、従来の価値観に捉われない長期的な視点による経営戦略が必要だ。経営課題を克服して自社の強みを伸ばすための秘訣を、大企業の経営戦略から紐解いてみよう。

「週刊ダイヤモンド 企業特集」

⇒バックナンバー一覧