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配偶者控除見直しの是非を考える

「産め」の次は「働け」?配偶者控除見直し?
安倍政権なに言ってんだ!保育園整備が先だろ!
――ワーキングマザーぶちまけ座談会

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第9回】 2014年7月23日
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女性の就労促進を目的とした、配偶者控除の見直し議論が本格的にスタートするが、これまで本連載で指摘してきたように、他のさまざまな課題を解決しない限り、目的は達成できそうにない。保育園整備はまず第一に挙げられ、企業側の働く世帯に対するサポート、男性の働き方の見直しも、女性の就労促進や活躍推進に密接に関係する問題だ。そこで、ママたちの声を集めたサイト「ママこえ」(http://mamakoe.jp/)の協力を得て、実際に子育てをしながら働く女性たちに集まっていただき、働く環境や夫を含む男性、行政、会社に対する思いをぶちまけてもらった。予想通り、不満が溜まる一方で、安倍政権の掲げる政策目標との乖離を感じざるを得ない内容となった。(取材協力/ママこえ編集部、構成/ダイヤモンド・オンライン編集部 片田江康男)

なんで女だけ家事も育児も仕事も
同じ24時間でやることが多いのか!

小田佳江さん(仮名) 30代後半。子どもは2歳。生後10ヵ月ごろからパートで働く。年収は103万円を超えている。神奈川県在住。

――今日お集まりいただいた皆さんは、子育てしながら仕事をされています。実際に、子育てと仕事を両立しようとするときに、壁になっているものはありますか。あるとしたら、どういう壁なのでしょうか。

小田 やっぱり、家事の負担ですよね。働いているときは、家事はできない。そうなると、どうしても早朝にやるか、仕事から帰ってきてからやるかになります。もしくは土日にしわ寄せされます。男も女も同じ24時間なのに、なんで女だけこれだけやることが多いのかって思う。

荒井かなさん(仮名) 30代後半。子どもは2歳。出産前は正社員だったが、出産後に転職し、今はパートでSEとして働く。「130万円の壁」を意識しながら、勤務時間の調整をしている。東京都内在住。

荒井 私もそう思いますね。うちの場合は、私も主人も実家が遠いので頼れる人が近くにいない。主人がシフト勤務で、最近は勤務場所が遠くなってしまって、主人にもなかなか頼めない。子どもが熱を出したときには私が仕事を休む必要があるんです。

 誰だって、朝ちょっとつらいってあるでしょう。主人には、朝子どもを送るだけ、迎えにいくだけやってほしいって思います。今は私はやらないといけないことが多すぎて、時間がまったくない。

井川美子さん(仮名) 30代前半。子どもは上が5歳、下が1歳。出産前は不動産会社で正社員として働いていたが、出産後はインテリアコーディネーターとしてフリーランスで働く。東京都内在住。

井川 私も時間が足りないです。仕事もそうですが、子どもとの時間、主人との時間も大切です。今は急いで帰って、すぐに夕飯の支度をして、時間がないからイライラしながら子どもに接してしまう。それが子どもにも伝わってしまって。

 今は夫婦の会話すらない(笑)。子どもを寝かしているときに主人が帰ってくると、子どもには「お父さん帰ってきたね」と言いながら、そのまま寝る。それで私は朝の4時ごろに起きて、家事をする。

 朝も夜も話さないです。そうすると、まともに主人と話せるのは週に1回あるかないか。普段は主人とは事務連絡だけですからね。家族としての時間がとにかく取れない。 

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配偶者控除見直しの是非を考える

自民党と政府が本格的に検討を始めた「配偶者控除の見直し」。安倍政権は見直しの理由として、「女性の活躍推進」を挙げる。これについては、税制の専門家、保育や女性の労働環境を研究する専門家、ライフプランナーなど、さまざまな立場から賛成/反対の声が上がる。配偶者控除の見直しは、私たちの生活にさまざまな影響を与えるものだからだ。本連載では、こうしたさまざまな専門家に登場頂き、配偶者控除の見直しが妥当なのか、考えて行くことにする。

「配偶者控除見直しの是非を考える」

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