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鈴木寛「混沌社会を生き抜くためのインテリジェンス」

話題のISAK開校を通して見えてきた
草莽崛起する若者と思考停止した大人たち

鈴木寛 [文部科学大臣補佐官、東京大学・慶応義塾大学教授]
【第14回】 2014年8月21日
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全寮制で7割は留学生
ついに開講するISAK

 こんにちは鈴木寛です。

 8月24日、新しい学校が長野・軽井沢の地に誕生します。「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(International School of Asia, Karuizawa)」。通称、「ISAK」と呼ばれています。

 マスコミでもしばしば取り上げられてきたので、ご存じの方もいるかもしれませんが、ISAKは高校生を対象にした全寮制のインターナショナルスクールです。「アジア太平洋地域そしてグローバル社会のために、新たなフロンティアを創り出し変革を起こせるリーダーを育てる」ことをミッションにしています。

 各学年50人編成で、7割はアジア太平洋地域からの留学生。まさにリーダーシップとダイバーシティを学ぶことを主眼にした新しい学校です。日本の学習指導要領だけでなく、国際バカロレアを採用したプログラムですので、卒業後は海外の名門大学に受験できる学力、語学力、視野も身に着けられます。私も当日の開校式に出席する予定です。即日で授業が始まると聞いていますので、生徒たちがどのような学びをするのか見学できそうで楽しみにしています。

 代表理事の小林りんさんは外資金融や国際協力銀行、ユニセフなどでキャリアを積んだ方です。大学は東京大学に進まれましたが、10代の頃、都内の高校を中退してカナダの全寮制インターナショナルスクールに通われた経験をお持ちです。詳しくは後述しますが、もともとISAKを構想されたあすかアセットマネジメントの谷家衛(たにや・まもる)社長が私の中学以来の友人で、谷家さんが、ずっと探し続けてきた最善の人にめぐりあえたと大喜びで、私に、りんさんをご紹介くださいました。以来、私もISAKのアドバイザーとして、りんさんの獅子奮迅のご活躍を近くで見させていただいてきました。

 この間、りんさんは2人目のお子さんの産休も挟みながら大変な苦労を乗り越え、準備されてきました。実は、私はりんさんのお母様とも以前からの知り合いでした。本当のところは知り合った後になって、りんさんのお母様だと判明したのですが、お母様をはじめご家族のサポートにも、心から敬意を表したいと思います。

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鈴木 寛 [文部科学大臣補佐官、東京大学・慶応義塾大学教授]

すずき・かん/元文部科学副大臣、参議院議員。1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、86年通産省入省。2001年参議院議員初当選(東京都)。民主党政権では文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化を中心に活動。党憲法調査会事務局長、参議院憲法審査会幹事などを歴任。13年7月の参院選で落選。同年11月、民主党離党。14年から国立・私立大の正規教員を兼任するクロス・アポイントメント第1号として東京大学、慶応義塾大学の教授に就任。同年、日本サッカー協会理事。15年2月から文部科学大臣補佐官として大学入試改革などを担当している。


鈴木寛「混沌社会を生き抜くためのインテリジェンス」

インテリジェンスとは「国家安全保障にとって重要な、ある種のインフォメーションから、要求、収集、分析というプロセスを経て生産され、政策決定者に提供されるプロダクト」と定義されています。いまの日本社会を漫然と過ごしていると、マスメディアから流される情報の濁流に流されていってしまいます。本連載では既存のマスメディアが流す論点とは違う、鈴木寛氏独自の視点で考察された情報をお届けします。

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