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注意すべきは10月!?
再び現れた「二番底」懸念にどう立ち向かうか

菅原祥公 [船井総合研究所マーケティング推進室 室長]
【第4回】 2010年1月25日
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 今年は、昨年以上に厳しい年となりそうです。3ヶ月先の状況判断も分からない方も多いと思います。こうした中で、時流予測を実施するのは難しいのですが、分かる範囲で実施させていただきます。

3ヶ月先も読めない景況感 
厳しい状況は変わらない?

 まず、日本国内の景気に関しては、2009年度以上に悪いということを前提に経営を組み立てる必要があります。日本は、9~10年のスパンで景気変動を繰り返しており、2012年までは景気回復は難しいと予測しております。

 中期スパンでは、基本的に、円高基調が予測されますし、株価・地価はダウントレンドにあるようです。逆に石油などの原材料や穀物、金(ゴールド)などは上がるようです。また、アメリカ・中国などを中心とした金融出動により市場は“お金余り”の状態であり、最悪2011年前後には、世界的に悪性のインフレが来るとの予測もあります。

 これに対して、アメリカの経済は順調に復活しており、「世界的な経済危機は脱した」との予測もあり、予測も真っ二つに割れている状況です。

 予測は割れていますが、中期予測になるとこの数年は、相変わらず世界的に厳しい状況が続くのではないでしょうか。

秋以降、二番底の懸念あり
最悪の場合を想定した経営を

 さて、このような難しい状況の中で、2010年度、船井総合研究所としては、時流を以下のように予測しております。

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菅原 祥公 [船井総合研究所マーケティング推進室 室長]

1991年株式会社船井総合研究所入社。現在、マーケティング推進室室長 兼 第四経営支援部部長。
事業の方向性転換、新規事業の立上げなど、企業を新しい方向に導くためにマーケティングからマネジメントにいたるトータルでの事業計画構築及びその現場での展開を得意としている。近年では、不採算に陥った企業の事業再生やM&A先の企業バリューアップなどを現場で実践している。
著書に「最新ビジネスデューデリジェンスがよく分かる本」、「中期経営計画がよく分かる本」、「経営の極意」(共著)、などがある。

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不透明な経済状況が続き、半年先の景気を読むことさえ難しい日本経済。この連載では、様々な業界やテーマで活躍する船井総研の専門コンサルタントが、業界別に分析し、半年先の景況感を予測していきます。

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