自分自身を進化させ、
世の中を変える  

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc(日本)社長 清原正治氏。主催者を代表し、受講生たちにメッセージを贈る。

 プロジェクト初日の朝、最初に舞台に立ったアメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc(日本)の清原正治社長は冒頭、こんなメッセージを受講生たちに贈る。

 『当社は今から164年前に創業。まだ自動車もなかった時代に、貨物輸送のネットワークを構築しビジネスをスタートしました。しかしそこに安んずることなく、時代のなかで常に新たな事業を模索しながら、現在はペイメントや旅行を中心としたグローバルなサービス・ブランドに成長しています。

 その歴史のなかにあるのは、“自分自身を進化させ、さらに世の中を変えたい”という強い想いです。そうした想いを共有する若き皆さんとともに、私たちはこれからも世の中を変えていきたいと考えています。

 この3日間を通じて、日本の未来の姿を考えるだけでなく、皆さん一人ひとりが自分自身の未来についても真剣に考えてほしいのです。』

学校では教えてくれない
未来のリーダーに必要なこと

 開催された特別プログラムは3日間。受講生一人ひとりには、「2020年、自分のストーリー」を未来公約として宣言することが課されるが、実はそのプロセスを通じて、学校では決して教えてくれない、世界を変える未来のリーダーに必要なことを学ぶことができる。具体的には、次の2つのことが徹底して行われた。

 まず1つは、「すでに起き始めている“変化のきざし”を感じ取る」こと。そのために、様々な分野で課題解決に挑戦しているビジネスパーソンたちによる講演やパネルディスカッションが開かれ、受講生たちの頭を揺さぶるインプットが行われた。

【DAY1】 講演/パネルディスカッション
未来のシナリオを描くうえで不可欠な、重要なインプットとなる5つの講座を開講。様々な分野で課題解決に挑戦しているビジネスパーソンたちの話から、すでに起き始めている「変化のきざし」を受講生が感じ取っていく。