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人工知能モジュールでアジアナンバーワンの省エネ会社に
ウッドノート社長 水谷義和

週刊ダイヤモンド編集部
【第56回】 2008年12月12日
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ウッドノート社長  水谷義和
ウッドノート社長 水谷義和

 「われわれの役割はビルを対象にした省エネルギーの総合病院だ。われわれは独立系でどこの系列にも入っていないぶん、最適な省エネルギー機器を自由に組み合わせて提案できるのが強みだ」

 省エネルギー支援サービス会社は数多くあるものの独立系は少なく、大半がゼネコンやビル管理会社、エネルギー機器メーカー、電力会社などの関連会社。

 そのため、系列に縛られた省エネ提案になりがちで本当に省エネ効果があるのかどうか疑わしいケースもある。省エネ支援サービス会社のウッドノートは2005年設立と後発の部類に入るが、独立系という強みを持っている。

 さらに自社開発の人工知能モジュールといった特徴のある製品を開発しており、社長の水谷義和の表情には焦りの色はない。

 現在提案している省エネサービスは、計測機能と遠隔制御機能を併せ持った人工知能モジュール「人工知能R03」を対象となるビルに設置し、エネルギー消費を計測、分析し、建物の健康状態を診断。

 次に計測データ分析に基づいた最適な遠隔制御を行ない、建物のムダなエネルギー消費を自動的に削減する。エネルギー消費をさらに削減する場合は、機能が劣化している非効率的なエネルギー機器を効率のよいシステムに入れ替えるという手順だ。

 最終的には「ムダなエネルギー消費の削減でエネルギーコストを20%カット、リノベーションで同30%カット、最終的にはトータル50%のエネルギーコスト削減を目標とする省エネサービスを提供したい」と非常に高い目標を掲げている。

ハウステンボスの
エネルギーコスト17%削減に成功

 事業に対して自信を持っているのは、それだけの蓄積と実績があるからだ。じつは、創業してまもない05年には東京大学生産技術研究所と共同で長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」の省エネ対策を研究し、実際に17%もの年間光熱水費の削減に成功している。

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