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ホリエモン的常識

日本マクドナルドの異物混入は低価格依存が原因
「In-N-Out Burger」や「Shake Shack」は
高いけれど旨い だから また行きたくなる

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第17回】 2015年1月27日
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Q.日本マクドナルドが異物混入問題や業績不振などで揺れているですが、堀江さんは問題の根底がどこにあると思いますか。もし経営陣のひとりだったら、まず何から手を打っていきますか。

世界の潮流は高い商品力、つまり旨いことだ
安いだけでは客は戻ってこない

A.世界的な流れとして、安さ一辺倒から脱却しようというハンバーガー業界の大変革が全世界で進んでいることを理解することが、第一歩でしょう。

 そして、そこで働く従業員、いわゆる“名ばかり店長”も含めてですが、彼らの働くモチベーションを改善することが何より重要です。

 例えば、アメリカの西海岸で勢力を伸ばしている「In-N-Out Burger(インアンドアウトバーガー)」というハンバーガーチェーンは、マクドナルドよりも価格は高めですが、従業員のモチベーションを高く保つ工夫を凝らし、業績も好調です。

 また、ニューヨークなど東海岸では「Shake Shack(シェイク・シャック)」というハンバーガー店が、タルタル状の牛生パティを店内で調理するプレミアムバーガーが人気で、価格帯は5~6ドル程度と決して安くはありませんが、勢力を伸ばしています。

 日本マクドナルドの異物混入問題は、海外の安い労働力に依存した低価格路線の限界を示していると思います。途上国への外注による廉価品中心の時代は、それで勝負が可能でしたが、いまやそれが困難になっているのです。

 従って、施策としては低価格に拘泥するのではなく、値段は少々高くて味や素材などの商品力そのもので勝負する業態に脱皮し、一方では従業員の労働意欲を高めるような施策を打ち出すべきでしょう。

 短期的には業績へのマイナスインパクトもあるかもしれませんが、それでも道はそれしかありません。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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