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ホリエモン的常識

comicoが先行 スマホ用レイアウトがマンガ界の
新常識【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第29回】 2015年4月21日
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Q.一部の雑誌などは従来型の紙版をやめて、デジタル版への移行が進んでいます。その一方で紙版のマンガをスマートフォンなので読むことができるアプリが好調ですが、堀江さんは今後、雑誌媒体はどのように変化していくとお考えですか。

マンガをスマホで読むのではなく
スマホで読むためのマンガをつくることが必要

A.マンガアプリが好調なのは、スマホやタブレット端末などの画面の大型化によって、紙に印刷されたマンガでもスクロールしながらそれほど違和感なく読めるためでしょう。

 しかし、裏を返せば、そもそも雑誌のレイアウト自体が、スマホ時代の表示に合わなくなっているということです。

 例えば、マンガアプリで人気ナンバー1のcomico(コミコ)は、各コマが縦方向だけの配列、縦方向へのスクロール型でつくられています。つまり、縦横が入り組んだ従来型の雑誌マンガのレイアウトを捨てています。

 こう考えると、今後はコンテンツ自体をスマホ時代に合わせたものに作り変えていく必要があると思います。

 現在は、雑誌も書籍も紙媒体で読むことを前提として作られているので、それをスマホの画面で読もうとすると、圧倒的に読みにくい。加えて、書籍を一冊丸ごとスマホで読むのは、いかにも長すぎます。

 そうではなく、例えばちょっとした待ち時間など隙間で、サクッと読めるコンテンツがスマホには必要なのです。

 そういう意味では、雑誌の単なるデジタル化は無意味だと思いますし、現在の電子書籍のあり方も方向違いです。

 今後はスマートフォンやタブレットに最適化した形でのコンテンツの制作が飛躍的に増えてくる。そして、プロの編集者やデザイナーが誌面を作っていた従来的なやり方も変化せざるを得ないでしょう。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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