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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

本場・大阪の串揚げが手軽に味わえる
串揚げ「たけちゃん」(三田)

浜田信郎
【第47回】 2009年9月24日
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 三田の「たけちゃん」は、本場・大阪風の串揚げが食べられることで評判のお店。

 店内は、入ってすぐの立ち飲みカウンターのほか、入口右手と奥の部屋には、座って飲めるテーブル席もあり、店主夫妻と、アルバイトの学生さん数人で切り盛りしています。

 その立ち飲みカウンターの一角に立ち、レモンサワー(300円)と、まずは牛肉、チーズ、ちくわ(各1本90円)の3種類の串揚げを1本ずつ注文すると、店主がカウンターの中のタネ置き場から1本ずつ取り出しては、ボウルに溶かれたねっとりとした衣をつけ、表面に細かいパン粉をまぶして、フライヤーでジャーッと揚げてくれます。

 すぐにできあがる串揚げは、カウンターの上段にある、それぞれの客の前に置かれた油切りバットの上に置かれます。これをカウンター下段の、「2度づけはだめよ」と書かれたソースにとっぷりと浸けていただくのです。

 目の前でサッと揚げてくれたものを、熱いうちにパッと食べる。この小気味よいテンポがいいですねえ。もっちりとした衣の食感に、あっさりと甘めのソースがよく合います。

 続いては紅しょうがと玉子(各110円)。紅しょうがは、薄い円形の紅しょうがに衣をつけて揚げ、できあがったところで、2枚重ねて串を打ちます。紅しょうがは、大阪では一般的な串揚げのタネなんだそうで、これにもソースが合うのがおもしろい。

 玉子は丸のままのゆで卵の串揚げです。この店では、食べ終わった串の数でお勘定をするので、ゆで卵にもちゃんと串が打たれていて、箸は使わずにいただきます。

 2杯目は梅サワー(300円)をもらって、つまみはどて焼き(110円)です。

 どて焼きは、串に刺した牛スジ肉を煮込んだもの。注文のつど、その場でおろしたショウガをトッピングして、どて鍋の煮汁をコテですくってかけてくれます。甘めの味付けと、おろしショウガのピリッとした感じ、そしてお好みでかける七味唐辛子の辛さがいいバランスです。

 さらに、油揚げの袋に納豆を詰めて揚げたナットウ(110円)や、鶏の心臓を素揚げにしたハツ(110円)を注文しつつ、飲み物も3杯目のウーロンハイ(300円)に突入します。

 もうすっかり満腹ながら、最後にもう1本、どて焼き(110円)をアンコールして、飲み物3杯に、串9本。1時間ちょっとの立ち飲みは1830円でした。どうもごちそうさま。

(写真左)慶応通り振興会商店街を入ってすぐ。引き戸の向こうは、すぐに立ち飲みカウンター(写真中央)揚げたてのうちに下のソースへ。キャベツは食べ放題(写真右)甘~い味付けのどて焼き。おろしショウガと七味唐辛子が効いて、美味い!

【お店情報】
店名: 串揚げ「たけちゃん」
電話: 03-3451-0488
住所: 港区芝5-20-19
営業: 16:30-22:30(22:00LO)、土日祝休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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