ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
小川たまかのダイバーシティ・ホンネとタテマエ

「男並みに働きたい訳じゃない」女性たちの不満

小川たまか [編集・ライター/プレスラボ取締役]
【第2回】 2015年5月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

男性社会に迎合して
成功する女性の存在

Photo:yayoicho-Fotolia.com

 4月に行われた統一地方選挙。投票率は軒並み過去最低という低調さが伝えられました。Twitterでも選挙についてさまざまな発信が行われていましたが、そんな中で目にしたツイートで気になるものがありました。

 ツイートをしたのは女性で、女性の立候補者を応援したい気持ちはあるものの、「男性社会で成功してきた、男性のような考え方をする女性候補者には投票したくない」という内容でした。

 ネット上ではときどき「名誉男性」という言葉を見かけます。男性だけが働きやすい社会に迎合する女性するというような意味合いで使われていることが多いように思います。

 日本ではまだ女性議員が少ないため、女性の候補者は(年齢が若いと特に)目立ちやすいです。

 たとえばワーキングマザーであれば、自分の声を代弁してくれるのは子どもを持つ女性立候補者ではないかと思う人もいるでしょう。しかし、そういった立候補者の女性たちが「名誉男性」ではないかどうかということを見極める必要があるということを、前述のツイートは言いたかったのでしょう。

 「名誉男性」という言葉がピンと来ない方のために、例を挙げて説明します。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

小川たまか [編集・ライター/プレスラボ取締役]

1980年・東京品川区生まれ。フリーランスとして活動後、2008年から下北沢の編集プロダクション・プレスラボ取締役。働き方、教育、ジェンダー、性犯罪などを取材。ツイッターアカウントは@ogawatam


小川たまかのダイバーシティ・ホンネとタテマエ

今、注目度が高まっている「ダイバーシティ」という概念。多様化・多様性に対して、賛同する意見が多い一方で、否定的な見方があるのも事実。特に日本企業内で取り入れられる場合に、「女性の働き方」の代名詞でも使われることが多くなっている。何か問題が起こったとき、男性を始め、当事者以外の人は実はどう感じているのか?そこから見える日本社会の姿とは?
「ダイバーシティ」をタテマエだけでなく、多彩な角度・観点から本音で論じる。

「小川たまかのダイバーシティ・ホンネとタテマエ」

⇒バックナンバー一覧