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ロジカルイングリッシュ
【第2回】 2015年5月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
有元美津世

ネイティブは関係代名詞を使わない!?
英語は「一文、一語で伝えない」

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無意識に「日本語→英語」の直訳をしていないだろうか? その問題点と対策を「ロジカルイングリッシュ」の視点からお伝えしたい。

日本語をそのまま英語にするのは
やめよう

 本記事より、前回の記事で触れた「ロジカルイングリッシュ」の紹介をしていきたい。まずはロジカルイングリッシュのルール1、「一文、一語で伝えない」だ。下記の英文を見てほしい。

× I probably caught a cold from my wife who had a cold last week.
(先週、風邪を引いていた妻から風邪を移されたのかな)
 I probably caught a cold from my wife. She was sick last week.
(妻から風邪を移されたかな。先週、具合が悪かったから)

 この良い例、悪い例からもわかるように、日本語で一文だからといって、無条件に英語でも一文に収めようとするのはやめよう。

 上の例では、日本語をそのまま英語に置き換えたため、複雑な文になっている。「日本語→英語」の直訳を行うと、こうした文になりがちだ。

ネイティブは関係代名詞を使わない!?
その英語、実は伝わっていません!

 会話では、悪い例の形でwho、which などの関係代名詞を使うことは稀である。良い例のように、文は一旦そこで切り、she、it、that などの代名詞を主語に新たな文を始めるのが一般的だ。

 これからは関係代名詞を使わないといけない時点で、「おかしい」と思ったほうがいい。良い例では、二文に分けてすっきりした表現となった。日本語で一文だからといって、英語でも一文である必要はないと肝に銘じよう。

 筆者はTwitter 上で英語の添削をしているのだが、そのとき「○○は英語で何と言うんですか」という質問をよく受ける。彼らは日本語の「○○」という単語に対し、英語にも相当する単語があると信じているわけだ。

 たとえば、「あの子は若いのに、しっかりしている」という場合の「しっかり」は英語で何というのかという問いがあった。

 あなたならどう答えるだろうか?

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有元美津世

大学卒業後、日米企業勤務を経て渡米。日本企業のアメリカ立ち上げに携わり、MBA取得後、独立。16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルタントとして、日米企業の技術ライセンスや市場調査に携わった。現在は投資家として世界経済の動向を追っている。在米30年。
20年以上にわたる国際ビジネスでの実務経験を基に書かれた語学書では、実際にビジネス現場で使われる英語表現を紹介しており、豊富な例文が「かゆいところに手が届く」と多くの読者から支持されている。
「外資系の人事担当者で知らない人はいない」という20年以上のロングセラー『英文履歴書の書き方』を筆頭に、『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』『これからを愉しむ大人の英会話』(すべてジャパンタイムズ刊)など著書26冊。韓国語や中国語にも翻訳され、韓国、中国、台湾で出版されている。CNET Japanなどでコラムも連載中。


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