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ロジカルイングリッシュ
【第1回】 2015年5月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
有元美津世

日本人がハマりやすい「英語学習」3つの罠
TOEIC高得点者でも「これ」が苦手

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「文法的には正しいのに、なぜか伝わらない」。“教科書英語”の弊害ともいえる「伝わらない英語」の正体とは?「ロジカルイングリッシュ」の提案者が、その原因と対策を語る!

文法的には正しいのに、
なぜか伝わらない

 私は、20年以上にわたる国際ビジネス経験を基に、『英文履歴書の書き方』『プレゼンの英語』などの著書を通して、教科書英語や日本語英語ではない、国際ビジネスの現場で実際に使われている表現を紹介してきた。

 最近はツイッター上で、日本の英語学習者と英語でやりとりするようになり、もう5年になる。そこでよく見かけるのが、「文法的には正しいのに、他国の人には伝わらない英文」だ。

“文法的には正しいのに、伝わらない英語” その3大条件とは?


 なぜ伝わらないのだろうか? 私の観察では、下記が主な要因だ。

(1)日本語の単語を、英語に置き換えているだけの直訳である。
(2)非常に簡単なことを、やたら複雑な文で言おうとする。
(3)andやbutなどの接続詞で文はつながっているのだが、論理が飛躍していて、文と文のつながりがわからない。


 さっそく、それぞれを詳しく見ていこう。

(1)「単語の置き換え」を無意識にやっていないか?
 「日本語の単語を、一字一句英語の単語に置き換える」のは、英語初心者にとって、最初に克服しなければならない最大の壁といえるだろう。つまり、「単語だけが英語で、英文の裏にある考え方は日本語のまま」になっていることに気づいていないのだ。

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有元美津世

大学卒業後、日米企業勤務を経て渡米。日本企業のアメリカ立ち上げに携わり、MBA取得後、独立。16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルタントとして、日米企業の技術ライセンスや市場調査に携わった。現在は投資家として世界経済の動向を追っている。在米30年。
20年以上にわたる国際ビジネスでの実務経験を基に書かれた語学書では、実際にビジネス現場で使われる英語表現を紹介しており、豊富な例文が「かゆいところに手が届く」と多くの読者から支持されている。
「外資系の人事担当者で知らない人はいない」という20年以上のロングセラー『英文履歴書の書き方』を筆頭に、『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』『これからを愉しむ大人の英会話』(すべてジャパンタイムズ刊)など著書26冊。韓国語や中国語にも翻訳され、韓国、中国、台湾で出版されている。CNET Japanなどでコラムも連載中。


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