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老後のお金クライシス! 深田晶恵

共働き夫婦でお金が貯まらない3つの要因

深田晶恵
【第18回】 2015年6月3日
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共働きなのにお金が貯まらないのは
「内緒」と「不干渉」のせい

Photo:Bacho Foto-Fotolia.com

前回のコラムを読んだ方から、「共働き夫婦の銀行口座管理術も教えてほしい」とリクエストがあったので、今回は「共働き夫婦のお金」について考えてみよう。

 収入の担い手が1人のいわゆる片働き夫婦は、共働きに対して「うちよりずっとお金が貯まるのだろうな」とうらやましい気持ちを持っているようだ。しかし、実際のところ収入に応じて「ちゃんと貯めている共働き」は意外に少ない。

 「共働きの口座管理術」の話の前に、「共働きなのに貯まらない」要因を見てみよう。個別事情があるにせよ、おおむね次の3つに集約される。

(1)夫婦それぞれが毎月いくら貯めるといった貯蓄の目標がない
(2)生活にかかるお金を分担した残りのお金は、それぞれ自由に使っている
(3)自分のお金の使い道を相手に干渉されたくないから、夫婦でお金の話をしない

 キーワードは、「内緒」と「不干渉」だ。

 「自分のお金は自由に使いたい→だからお金のことで話し合いをしたくない→チェックの目がないと自分に甘くなりお金を使いすぎる」といったスパイラルに陥り、世帯年収の割に貯まっていない夫婦になってしまう。

 なかには「上の3つにすべてに当てはまるけれど、貯蓄は軽く1000万円以上あるよ」という人もいるだろう。こういうタイプは、前回のコラムで書いた「5%の貯め体質」なので、放っておいてもお金が貯まるから心配はない。

 みなさんのうち95%の人は自然にお金を貯めることができないので、夫婦間で「内緒」と「不干渉」があるなら、改善に取り組みたい。情報公開することにより、お互いのチェック機能が働き、家計が良い緊張状態になる。

 「ちゃんと貯めているの? 残高を見せて!」この言葉を配偶者に年に2回言うだけでも、効果は絶大のはず(これを“良い緊張状態”と思えないかもしれないが…)。

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深田晶恵 

ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。

1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかにダイヤモンド・オンラインでの『40代から備えたい 老後のお金クライシス!』のネット連載も 好評。

主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』、『投資で失敗したくないと思ったら、まず読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。
1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。18年間で受けた相談は3500件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、ダイヤモンド・オンライン等でマネーコラムを連載中。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』、『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。


老後のお金クライシス! 深田晶恵

「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。

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