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週刊・上杉隆

支持率急降下の鳩山首相は、岡田外相「核密約」公開の姿勢に学ぶべきだ

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第107回】 2009年12月24日
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 ハネムーンも終わり、いよいよ「鳩山丸」が本格的な航行をスタートさせる。

 すでに官邸という「操舵室」での混乱は日に日に深刻さを増している。平野官房長官を筆頭とする内閣官房には、無責任と不作為、そして危機意識の欠如といった空気が蔓延している。

 しかし本当の荒波がやってくるのはこれからだ。報道各社の世論調査でも、発足当時70%前後あった内閣支持率は、100日間ですべて50%前後まで下落した。

 当コラムでも再三指摘した通り、前3政権、とりわけ安倍内閣のそれと同じような右肩下がりのグラフを示している。その例に従えば、より支持を失うのはこれからだ。

 日本人に特有のものなのだろうか、年が替わった途端、それまでの温かな眼差しは一旦リセットされ、政治を見つめる視線が一気に厳しくなる。とくに1月からの通常国会、そこで始まる予算審議など、政権にとっての真の荒波はこれからやってくる。

 結党以来、民主党にとっての最重要政策は、一貫して「政治と行政の透明化」であった。情報公開や可視化によって国民の知る権利に応え、それこそが健全な民主主義社会を作ると謳い続けてきた。それはまた鳩山由紀夫首相自身の長年の政治哲学でもあった。

 13年前の96年、衆議院院内の国会対策控室で筆者に語ったその理念は嘘だったのだろうか。

 筆者は100日間待った。官邸の記者会見は結局オープンにされなかった。鳩山首相と平野官房長官は、海外メディアや雑誌記者、ネットメディアやフリーランスの記者たちの仕事(取材)の機会を奪い続けながら、なんら反応も示さず、単に時間を浪費し続けてきたのだ。

情報公開にもっとも
尽力した閣僚は…

 一方で、政府内には、不誠実な首相と官房長官とは違い、健全な民主主義の構築のために戦った大臣もいる。

 現時点で記者会見の「公約」を守った、あるいは守ろうと努力している政治家は以下の通りである。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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