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【第205回・最終回】 堕国論 Ⅲ
[2011年12月22日]
あの3月11日、そしてその直後の期間に、首相官邸と大手メディア、非記者クラブジャーナリストらの間で、いったい何が起き、それは日本にどんな影響を残したのか。「週刊・上杉隆」無期限休載前、最後の更新。 -
【第204回】 堕国論 Ⅱ
[2011年12月15日]
東京電力福島第一原発の事故は、日本の社会システムの欺瞞、とりわけパワーエリートたちの驕りを、世間に知らしめるきっかけになったようだ。放射能事故における数々の情報隠蔽は、結果、多くの国民を被曝させ、それは食品などを通じて内部被曝という形で現在も進行している。 -
【第203回】 堕国論
[2011年12月08日]
「子どもと女性を守ろうとしない国家(政府)は必ず滅びる」。明治の粉ミルクからセシウムが検出されたという共同通信発のニュースは、強烈な無力感を筆者にもたらした。相も変わらずこのニュースも、最初に調査したのは政府やマスメディアではなく、市民団体である。 -
【第202回】 2年ぶりの訪中でほぼ確信
中国に抜き去られた日本[2011年12月01日]
オメガ・ミッションヒルズW杯の取材で中国に行ってきた。オリンピック年に重ならないよう、隔年で開催されているゴルフの国別世界大会である。中国本土では4回目の開催となるが、過去3回に参加している筆者としては、この国の変貌ぶりに毎回驚かされている。 -
【第201回】 獄中の堀江貴文氏からの手紙
[2011年11月24日]
ライブドア事件で有罪判決を受けた堀江貴文氏は長野の刑務所に服役している。面会は制限され、手紙のやり取りも自由とはならない。その堀江氏から手紙が届いた。内容は筆者との共著などの感想であるが、外部への発信の制限を考えれば、決して無駄にはできない。 -
【第200回】 なぜ細野大臣はフリー記者だけを排除したのか。
未だ続く官報複合体による原発事故の情報隠蔽[2011年11月17日]
フリーライターの畠山理仁氏(自由報道協会幹事長)のもとに、その電話があったのは11月4日のことだった。3・11の震災後、長らく申し入れを行ってきた自由報道協会を筆頭とするフリー記者のもとに、想定していたとはいえ、きわめて残念な知らせが届いたのだった。 -
【第199回】 「ただちに影響はない」は限られた場合の話だった!?
枝野前官房長官の“問題発言”と“政治家としての責任”[2011年11月11日]
おととい(11月8日)、枝野幸男前官房長官は、言ってはならないことを言ってしまったようだ。衆議院予算委員会の席上、自民党の村上誠一郎衆議院議員の質疑に対する答弁の中で、枝野氏の問題発言は明らかになった。 -
【第198回】 小沢一郎氏会見での「諍い」に関する読売新聞の記事に反論する
[2011年10月27日]
目が覚めた。ベッドの中で習慣になっているツイッターでのニュース情報収集を行なっていると、タイムライン上にきょう(10月27日)の読売新聞朝刊の記事を貼り付けたツイートがたくさんあった。記事は、当日の会見で最初に質問した読売新聞記者と、自由報道協会暫定代表としての筆者との間に起きた「諍い」について記されたものである。 -
【第197回】 「放射能つけちゃうぞ」発言捏造をめぐる記者クラブの“やり方”――そしてさらなる新事実
[2011年10月21日]
案の定、先週の本コラムに対する大手メディアからの反論、異論、抗議の類は一切ない。鉢呂前経済産業大臣が発したとされる「放射能、つけちゃうぞ」という趣旨の発言は、やはり「捏造」だったということだろうか。 -
【第196回】 鉢呂前経産相の「放射能つけちゃうぞ」発言は虚報だった!
[2011年10月13日]
仮に、テレビや新聞の報じていたニュースがまったくの虚報だったらどうすべきか。おそらく、一般の人々はそのデマを元に報じられたニュースの善悪性を判断し、人物評価を下してしまうだろう。そして、それによって当事者の人生は、大きく変わってしまうことが多い。 -
【第195回】 もはや関係修復は不可能
小沢一郎氏vs記者クラブメディアの戦い[2011年10月07日]
小沢一郎氏本人の裁判がようやく始まった。この事件は、小沢一郎という政治家と、現在の日本の権力システム――司法(裁判所)、霞ヶ関(検察)、そしてマスコミ(記者クラブ)――との戦いに他ならない。今回もまた、世間にほとんど知られていないマスコミとの戦いが繰り広げられている。 -
【第194回】 原発大国フランスで思う「空想の国」日本
[2011年09月30日]
原発大国フランスにやって来た。ここで原発事故を起こした日本はどのようにみられているのか。パリの病院を訪れたついでに印象を聞いてみた。「政府と電力会社が情報を隠しているんでしょ。ひどい話ね」 -
【第192回】 力強く同情するだけでは放射能事故は解決しない――野田首相の所信表明演説を検証する
[2011年09月15日]
野田佳彦首相が初の所信表明演説に臨んだ。所信表明といえば、自民党政権時代、それは各役所から予算要求に絡む陳情の場と化していた。果たして、野田首相の所信表明演説はどうだったのか。検証してみよう。 -
【第191回】 新聞がおかしい――朝日の記事に見る、自己認識能力を失った報道
[2011年09月08日]
朝日新聞がおかしい。いや何も朝日新聞だけの話ではない。新聞全体がおかしなことになっている。もはや末期症状である。これまで通りに現状判断能力の欠如だけならばまだしも、ついに自己認識においても危険な兆候がみえてきた。大丈夫だろうか。 -
【第190回】 野田内閣発足!3.11以降の「新・最重要閣僚ポスト人事」を講評する
[2011年09月02日]
きょう(9月2日)、野田政権が正式に発足した。小泉元首相の例を見るまでもなく、政治における人事は重要である。人事によって内閣の生き死にが決し、その命運が決まるといっても過言ではない。 -
【第189回】 「戦犯」たちによる代表選が始まる――菅内閣の閣僚たちに首相の資格はない
[2011年08月25日]
戦犯たちによる代表選が始まる。日本では「犯罪者」たちが政権をたらいまわしにしようとしている。3.11の原発事故以降、菅内閣は、東電の情報隠蔽を追認し、放射能事故の対応を誤り続けるという失態を繰り返してきた。 -
【第188回】 泊原発3号機、営業運転に移行――世界のどの国よりも早く原発再開に踏み出した「事故当事国」日本
[2011年08月18日]
北海道の泊原発3号機の営業運転再開が決まった。きょう(17日)夕方、早速営業運転が始まった模様だ。イタリアは再稼動の停止を国民投票によって、ドイツでは原発の将来の廃止が決まった。こうした世界の趨勢の中、驚くことに事故の当事国である日本だけが、異例の対応をみせている。 -
【第187回】 ようやく退陣表明した菅首相が、自ら見つけた花道
[2011年08月11日]
菅首相が退陣を表明した。特例公債法案、再生エネルギー法案の成立後、民主党代表選によって新代表が選ばれた後、自ら辞任するという。昨日の衆議院財務金融委員会で初めて具体的に明言した。すなわちこれが「一定のめど」だという。 -
【第186回】 国民栄誉賞と10シーベルト――あまりに幼稚な日本政府のスピンコントロール
[2011年08月04日]
結局、なでしこジャパンへの国民栄誉賞の授与が決まった。先週のコラムでの提言は徒労に終わった。他とのバランスで考えれば、内閣総理大臣顕彰などが妥当ではなかったか。政府が国民栄誉賞を持ち出してきた背景を考えると、暗澹たる気持ちになる。 -
【第185回】 なでしこジャパンは敢えて国民栄誉賞の辞退を
[2011年07月28日]
なでしこジャパンのW杯優勝により、日本中が大騒ぎだ。確かにうれしいニュースである。だが、果たして手放しで喜んでいいものか。日本人と日本のメディアの飽きっぽさは筋金入りである。なにより、こうした機に乗じるのが得意な人々がいることを忘れてはならない。
永田町を震撼させる気鋭の政治ジャーナリスト・上杉隆が政界に鋭く斬りこむ週刊コラム。週刊誌よりもホットで早いスクープ情報は、目が離せない。
2011年12月終了、後継新連載「週刊 上杉隆」はこちら。
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