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経営を強くする 会計7つのルール
【第2回】 2015年7月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
村井直志 [公認会計士村井直志事務所・代表]

日本で古くからある
一品単価を上げる効果的な方法とは?

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スターバックスコーヒー、イケア、セブン&アイ・ホールディングス、楽天、星野リゾート、俺のイタリアン、LINEなど、一流の経営者たちが大事にする「数字の極意」を分析し、経営を強くする秘訣を提示する連載。第2回は、「ルール1 客単価をつり上げる」方法について解説します。

「松竹梅」で価格をランク分けする

 客単価を上げる方策の1つ、「一品単価を上げる」の「一品単価」とは、おにぎり1つなど、商品・サービス一単位当たりの価格を指します。

 一品単価=売上高÷売上数量

 この一品単価を上げる効果的な方法の1つが、日本で古くからおなじみの「松竹梅」というランク分けです。

 たとえば、次の3社がうまくいっている代表例です。

・ヘアカットサービスのQBハウスで知られる『キュービーネット』
・JINSブランドのメガネを販売する『ジェイアイエヌ』
・スープストックトーキョーというスープ専門店を展開する『スマイルズ』

 各社それぞれ、ヘアカットサービス、メガネ、スープというように、売るものこそ違いますが、どれも絶妙な価格設定で、実にうまい商売をしています。

 そもそもなぜ、こうした松竹梅のような価格設定をとっているかといえば、それは顧客にとってわかりやすく、お店側にとって説明がしやすいからです。

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村井直志 [公認会計士村井直志事務所・代表]

公認会計士村井直志事務所・代表(公認会計士。経済産業省・中小企業庁認定経営革新等支援機関。日本公認会計士協会、公会計協議会、地方公共団体会計・監査部会員)。
中央大学商学部会計学科卒。税務事務所、大手監査法人、コンサルファーム、東証上場会社役員などを経て、公認会計士村井直志事務所を開設。日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員長、経営・税務・業務各委員会委員など歴任。 2013年日本公認会計士協会研究大会に、研究テーマ『CAAT(コンピュータ利用監査技法)で不正会計に対処する、エクセルを用いた異常点監査技法』で選抜。
ビジネスにまつわる「数字」を分かりやすく伝承するアカウンティング・キュレーターとして、経営コンサルティング・監査・不正調査のほか、セミナー・執筆などを行う。
著書に、『Excelによる不正発見法 CAATで粉飾・横領はこう見抜く』(中央経済社)、『強い会社の「儲けの公式」』(ダイヤモンド社)、『会計ドレッシング10episodes』、『会計直観力を鍛える』(以上、東洋経済新報社)他がある。

 


経営を強くする 会計7つのルール

世の中には、売上や利益で2番手以下を大きくぶっちぎり、ダントツな経営ができている会社があります。イケア、スターバックスコーヒー、セブン&アイ・ホールディングスなどがその代表格といえるでしょう。一方、赤字決算が常態化し、経営難に陥っている組織も、無数に存在します。これら両者を分ける理由とは一体何でしょうか?本連載では、その両者の違いを会計的な視点から分析し、その秘密を明らかにしていきます。経営管理に必要な「数字」への理解力を、深めてください。

「経営を強くする 会計7つのルール」

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