ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル

あなたはハロウィンで仮装できる人ですか?

宮崎智之 [フリーライター]
【第12回】 2015年10月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

アナーキーで前衛的な
ハロウィンという狂騒

自意識過剰な人にとって、ハロウィンは“面倒いイベント”なのである

 世の中には2種類の人間がいる。仮装できる人間と、仮装できない人間だ。

 今年も、あの狂騒がやってくる。西洋から舶来したあの祭り、そうハロウィンである。

 マクロミルの調査によると、ハロウィンに「興味がある」と答えた人は65%。女性に限ると75%が「興味がある」と回答している。ブームを牽引しているのは、若い女性たちだ。

 日本では1997年から東京ディズニーランドでハロウィンのイベントが開催されるようになり、同じ年に川崎市でもハロウィンパレードがスタートした。ここ20年ほどの間で、急速に日本に浸透した祭りだと言えよう。

 ハロウィンと言えば「Trick or Treat?」と子どもがお菓子をねだる祭りとして知られているが、なぜか日本では大人が思い思いの仮装をしてドンチャン騒ぎするイベントとなっている。ハロウィンにちなんだものだけではなく、アニメキャラクターなど日本風にアレンジした仮装をする人も多い。渋谷駅周辺では、仮装をした集団が押し寄せて大混乱が発生し、お巡りさんたちがアニメキャラを警戒するというシュールな光景が毎年広がっている。

 昨年はブレークしたお笑いコンビ「日本エレキテル連合」のコスプレ集団まで登場した。「いいじゃないの?」と言われても、ちっともよくない。ハロウィンとまったく関係ないではないか。しかも最近では「ハロウィン・イブ」なるものまで存在するらしい。ハロウィン自体がキリスト教の万聖節の“前夜祭”なのだから、なんのこっちゃである。

 ブームが広がる一方で、筆者のようにいまいち乗り切れない読者もいることだろう。実際に筆者は、一度もハロウィンパーティーに参加したことがない“ハロウィン童貞”である。参加してみれば楽しいのかもしれない。しかし、どうしても乗り切れないのだ。

 そんなことを話していると、ある女性から「意味なんて考えちゃダメだよ。ただ楽しいからやるの。一度でいいから仮装してみなよ。絶対にハマるから」とアドバイスされた。

 なるほど。非常にアナーキーな発想だ。「意味もないのに仮装して楽しむ」といった危険思想を持った連中を、公権力が放っておくわけがない。警察が警戒するのもうなずける。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル

「なぜ、彼と話しているとイライラするのか」「彼女と関わると、なぜかトラブルに巻き込まれるのよね」――。あなたの周囲にも、きっとそんなタイプの人がいるだろう。そう、彼らは「めんどい人々」なのである。なぜ彼らは「めんどい」のか。世代間ギャップや価値観の違いなどその背景には色々な理由があるだろうが、はっきり理由がわからず、悩みは深まるばかりだ。この連載では、職場の上司、部下、同僚、そしてプライベートの友人、恋人まで、あなたを面倒事に巻き込む人々のパターンとうまく付き合って行くための心得を、できるだけわかり易く分析して行こう。「めんどい人々」とうまく付き合うための参考にしてほしい。

「あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル」

⇒バックナンバー一覧