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バブルさんとゆとりちゃん

自分の意見が通らないと上司は無能扱い!?
半年で会社を辞めた「ゆとりちゃん」の思考回路

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]
【第1回】 2010年6月16日
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 ロスジェネ世代の僕らは、なんだか貧乏くじばかりを引いているような気がしてならない。生まれたときはバブルの余韻が残り「勉強して良い大学に入れば幸せになれる」と厳しい受験戦争に飲み込まれたが、いざ社会に出ようとする頃には大卒だろうが高卒だろうが就職先なんてあんまりなかった。就職難は長期化し、非正規雇用者やニートが多い世代らしい。

 そんな僕らから見て、気になる世代が2つある。1つはバブル世代。せっせと貯蓄に励む僕らを尻目に、人生を謳歌していらっしゃるのか、危機感がないのか、興味があるのは消費のことばかり。現在管理職を務めている上司はこの世代の人が多く、とにかく見栄っ張りで手柄を自分のものにしようとする傾向が強い気がする。もう1つがゆとり世代だ。若いので社会経験に乏しいのはまあ仕方ないとして、仕事もまだおぼつかないのに、自分の考えを主張することだけは忘れない。会社の飲み会にも参加せず、自分の仕事を終えたらさっさと帰ってしまう。

 当連載では、周囲から見て「困った人」とレッテルを貼られやすいバブル世代の“バブルさん”、ゆとり世代の“ゆとりちゃん”を対象に、就職氷河期世代の“氷河期くん”(またはその他の世代)が会社の人間関係をどううまく対処すべきなのかを研究していく。親愛なるバブルさん、ゆとりちゃん、どうか温かい目で見守って欲しい。そして同志である氷河期くんには、ぜひ考え方の合わない上司&部下に対処するときに、参考にしていただきたい。

 第1回は、ゆとり世代の女性で、バブル世代の女性の上司とウマが合わず、最近退職したという華原さん(仮名)に、語っていただいた。

<今回のゆとりちゃん>
華原恵美さん(仮名)
年齢:23歳
業種:出版(→現在は退職しフリーランスのライターに)
最終学歴:某私立大学卒(東京都内のミッション系大学)
住まい:実家暮らし(杉並区)
恋人:現在は居ない

プライドの高いバブルさんの
格好の餌食にされたゆとりちゃん

 対談場所は下北沢のカフェ。「あんまり寝てないんですよ」と眠そうな目をこすりながらやってきた。飯をおごるから話を聞かせて、と言うと彼女は2つ返事でやってきてくれた。

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梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。
ツイッター:@umeda_kazuhiko


バブルさんとゆとりちゃん

職場は世代間ギャップの宝庫だが、そのなかでも他の世代から槍玉に挙げられやすいのが「バブル世代」と「ゆとり世代」。そんな2つ世代の職場での生態を解き明かすとともに、彼らとの上手な付き合い方を探っていく。

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