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はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

“社内分派闘争”で負け組から大抜擢!
社長に操られる「名ばかり人事責任者」の苦悩

――創業メンバーの代理戦争で疲弊する三吉氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第21回】 2010年6月28日
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 力の強い者同士が争うことは、会社でも頻繁に起きる。

 特に歴史が浅く、体制が不備なベンチャー企業になると、度を越した権力争いが起き、収集がつかなくなるケースもある。

 連載21回目は、ベンチャー企業の創業メンバーであり、人事責任者である30代の男性が、経営者と役員の対立に翻弄されていく姿を紹介する。

 あなたの職場にも、このような社員がいないだろうか。

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■今回の主人公――はい上がりつつある「負け組社員」

 三吉 建(仮名・37歳)

 ITソリューションを手がけるベンチャー企業の人事責任者(本社東京、社員数30人)。創業メンバーの一員ではあるが、当初部下がいないことにコンプレックスを感じていた。社内で経営者と対立する役員が現れると、急遽人事責任者に抜擢される。そこから、代理戦争に巻き込まれていく。
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(※プライバシー保護の観点から、この記事は取材した情報を一部デフォルメしています)

会社への不満だけで結集したメンバーは、
起業後の「分派闘争」でバラバラに!

 社長の佐伯(41歳)が、かつての同志と“最後の挨拶”を交わした。

 「じゃあな……」

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日本の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。

「はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路」

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