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1日36万円のかばん持ち
【第16回】 2016年3月19日
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小山 昇

なぜ、社長の名刺は、
あなたが思う「10倍以上」の
威力があるのか?

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日本で初めて「日本経営品質賞」を2度受賞(2001年度、2010年度)した
小山昇氏の新刊『1日36万円のかばん持ち――三流が一流に変わる40の心得』から、小山氏に、「三流が一流に変わる心得」を紹介してもらう。

★【三流】は、現場に「一切出ない」
★【二流】は、現場に「一切まかせる」
★【一流】は、現場に「出て、営業する」

小山 昇(Noboru Koyama)
株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年山梨県生まれ。
「大卒は2人だけ、それなりの人材しか集まらなかった落ちこぼれ集団」を毎年増収増益の優良企業に育てる。2001年から同社の経営のしくみを紹介する「経営サポート事業」を展開。現在、600社以上の会員企業を指導しているほか、「実践経営塾」「実践幹部塾」「経営計画書セミナー」など、全国各地で年間240回以上の講演・セミナーを開催。1999年「電子メッセージング協議会会長賞」、2001年度「経済産業大臣賞」、2004年度、経済産業省が推進する「IT経営百選最優秀賞」をそれぞれ受賞。日本で初めて「日本経営品質賞」を2回受賞(2000年度、2010年度)。2004年からスタートした、3日で108万円の現場研修(=1日36万円の「かばん持ち」)が年々話題となり、現在、70人・1年待ちの人気プログラムとなっている。『【決定版】朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!』朝30分の掃除から儲かる会社に変わる『強い会社の教科書』(以上、ダイヤモンド社)、『99%の社長が知らない銀行とお金の話』『無担保で16億円借りる小山昇の“実践”銀行交渉術』(以上、あさ出版)、『【増補改訂版】仕事ができる人の心得』(CCC メディアハウス)などベスト&ロングセラー多数。
【ホームページ】 http://www.m-keiei.jp/

小山 井辻さんの会社は、営業部長変をえなければダメです。今の営業部長は、営業よりも工場長にしたほうがいい。そのほうが力を発揮するから。

井辻 でも、営業部長がいなくなったら、営業をやる人がいなくなってしまいますよ。

小山 営業は井辻さん、社長のあなたがやりなさい。社長は積極的に外に出ること。武蔵野がどうして強いのかわかりますか? それは、「社長の私がナンバーワン営業マン」だからです。

 私はほとんど、会社にいることはありません。なぜなら、会社の中には、わが社をよくする情報がひとつもないからです。

 武蔵野には、私の椅子、つまり社長が座るための椅子がありません

 なぜなら、私が常に営業に出ているからです。
 自社をよくするのは、社長の仕事です。

 「営業は大変だ」という理由で営業をしない社長もいます。

 特に2代目・3代目社長は、創業社長に比べ、営業をしたがりません。創業社長は、仕事を取ってこなければ、つぶれてしまいます。だから必死に営業をする。

 一度や二度、断られてもくじけない。ところが2代目・3代目はストレス耐性が弱く、あきらめやすい。

 売上を上げたいのなら、社長が先頭に立って営業をすべきです。「代表取締役の肩書」は、あなたが思っている以上に威力があります。

 ひとりしかいない社長が、自ら足を運んで営業にきたということに対して、営業を受ける側は、驚き、喜ぶ。信用も増し、大口の注文が入り、業績が上がる。

 クレーム対応も同じです。担当者よりも、営業部長よりも、工場長よりも、社長が謝りに行ったほうがいい。先方は怒っていたのも忘れ、逆に恐縮するかもしれません。それくらい社長の名刺には重みがあります。

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