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日立建機は中国交通インフラ特需で窮地を乗り切れるか

日立建機社長 辻本雄一

週刊ダイヤモンド編集部
2016年4月8日
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中国の建設機械需要の激減などが響き、2016年3月期の業績を下方修正した日立建機。窮地を乗り切る打開策はあるのか、今後の見通しについて聞いた。

Photo by Hirobumi Senbongi

──3月16日に閉幕した中国・全国人民代表大会では、交通インフラに2兆元(約35兆円)を投資する方針が示されました。停滞が続いた長いトンネルを抜けるきっかけになりそうですか。

 ぬか喜びはしていません。われわれが需要をつくることはできませんから。中国市場の現状は、ピーク時に比べて、油圧ショベルは85%減、鉱山機械は6割減。16年度を最終とする現中期経営計画を策定した直後に需要がしぼみ、目標と実績に乖離が出ました。その教訓も生かしています。

 向こう1年で策定する中計も、市況は回復しないという前提を置きます。16年3月期は営業利益率3.9%にとどまりますが、新中計では2桁の営業利益率を確保する考えです。

──コスト重視の、守りの経営に転じるということですか。

 それは違います。需要は伸びない中でも、シェアにはとことんこだわって攻め続けます。大黒柱の油圧ショベルはさらに強く、ホイールローダなどグローバルでまだシェアを十分に獲得できていない製品についても、川崎重工業の子会社を買収するなどして事業拡大を狙っています。

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